※から咳やくしゃみの原因徹底解説!光がくしゃみの原因に?…

から咳やくしゃみがよく出るけどその原因が分からないということはありませんか?

から咳やくしゃみの症状が表れた場合、多くの方がまずは感染症を疑うと思います。

しかし、特に熱などの症状がないという場合は、から咳やくしゃみの原因としてアレルギーも挙げられますね。アレルギーの場合、から咳やくしゃみの症状が表れてしまうのが、家の中なのか、外なのかどうかでその原因は絞られてきます。

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また、中には、太陽の光によってもくしゃみの症状が出てしまう方もいます。そんなことあるの?と思う方も多いと思いますが、実はこの症状がある方は日本人の4人に1人とも言われており、決して珍しい症状では無いそうです。

このように、から咳やくしゃみの原因には様々なものがあります。そこで今回の記事では、から咳やくしゃみの原因が分からない方のために、そのから咳やくしゃみの原因として考えられるものを、徹底的に詳しくまとめていきたいと思います。

から咳やくしゃみの原因その1:感染症

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から咳やくしゃみの症状が表れた場合、まず考えられるのが感染症ですね。

から咳や痰が絡むような咳の症状、くしゃみ、そして、喉の痛みや熱の症状を伴う場合は、感染症の疑いが強いのは言うまでもありません。

しかし、もし普段の風邪の症状に比べて症状が長引いたり、変わった咳の症状が表れるという場合は注意してください。そういった場合は、細菌が悪さをしているなど、一般的な普通の風邪とはちょっと違った感染症を発症している可能性があります。

特に、痰が絡むような咳ではなく、かわいたから咳の症状が出ている場合は要注意です。から咳の症状が特徴的な感染症には以下のようなものがあります。

マイコプラズマ肺炎

から咳の症状が特徴的な感染症として、まず挙げられるのがマイコプラズマ肺炎です。

マイコプラズマ肺炎とは、10歳くらいまでの子供に多いといわれている感染症であり、マイコプラズマと呼ばれる細菌の感染によって引き起こされます。子供に多いといわれていますが、大人にも感染しますので、もし自分のお子さんが感染してしまった場合は、親も気を付けなければなりません。

この細菌は、その潜伏期間が長い場合もあり、感染から1ヶ月ほど経過してから症状が表れるケースもあるといわれています。

一般的には、感染してから一週間ほどで、咳や鼻水、くしゃみなどの症状が表れ始め、これらの症状は1か月近く続くこともあるそうです。また、このマイコプラズマ肺炎において特徴的なのは咳の症状で、通常の風邪のような痰が絡むような咳ではなく、乾いたから咳の症状が出ることが多いといわれています。

また、マイコプラズマ肺炎は、通常の肺炎とは違う部位、すなわち間質というところでで炎症が起きやすいため、その場合だとなかなか発見しにくいということも言われいます。もしいつもの風邪と咳が少し違うなと感じたらすぐに検査を受けた方が良いでしょう。

マイコプラズマ肺炎などに関する情報は、こちらの記事で詳しく解説していますので、よろしかったらご覧になってみてください。

百日咳

もし、乾いた咳の症状が連続的に現れるという場合は、百日咳という感染症を発症している可能性もあります。この百日咳は合併症につながることもあるため、早期の治療が重要です。

百日咳は、エホエホエホ、コンコンコンといった、短い咳が連続的に続くのが特徴です。もしこのような咳の症状が表れ始めた場合はすぐに医師に相談するようにしましょう。

最近では、百日咳は4種混合という形で予防接種を受けるのが一般的ですが、こういった予防接種を受けていても、百日咳を発症してしまうことはもちろんあり得ます。予防接種は絶対の効果を保証するものではありませんので、是非、予防接種を受けていても油断しないように気を付けましょう。

から咳やくしゃみの原因2:アレルギー反応

から咳やくしゃみの症状があるとき、アレルギーもその大きな原因として挙げられますね。食べ物がアレルギーの原因の場合は、意図的にそれを避けることが出来ますが、アレルギーの原因の中には、なかなかそれを普段の生活の中から排除できないものもあります。

それでは、普段の生活の中でから咳やくしゃみの症状を誘発してしまうアレルゲン物質にはどのようなものがあるのかまとめたいと思います。

花粉

から咳やくしゃみの症状を誘発してしまうアレルゲン物質として、特に屋外で多いのはこの花粉ですね。現在、大体3人に1人が花粉症を患っているというデータもあります。

特に、花粉症の症状は春に表れる方が多いですが、実はから咳やくしゃみを引き起こす原因となりうる花粉はほとんど1年を通して飛散しています。

具体的にまとめますと、まず、スギやヒノキに対してアレルギーを持っている方は多いと思いますが、これらの花粉は主に1月から6月くらいまで飛散しているといわれています。そして2月から4月くらいにかけて飛散量のピークを迎えるそうです。

また、中にはイネ科の植物にアレルギーを持っている方もいると思いますが、イネ科の植物の花粉は、11、12、1月以外の月では飛散しているようです。

また、ブタクサも特に症状を訴える方が多いのではないかと思いますが、ブタクサは8月から10月にかけて主に花粉が飛散しているといわれています。

このように、花粉というのは春だけではなく、1年を通して飛散しているものなので、もし外をあるいているとから咳やくしゃみの症状が表れるという場合は、そのとき主に飛散している花粉を調べてみましょう!また、自分がどの花粉に反応してしまうのか知りたい場合には、一度きちんと血液検査などをしてみるのもお勧めです。

ダニ

家の中でから咳やくしゃみの症状が表れ、特に寝ているときにこのような症状が表れるという場合は、ダニアレルギーが引き起こされいる可能性があります。このダニアレルギーは決して珍しいものではなく、なんと、現在国民の4人に1人がダニアレルギーの症状があるというデータもあります。

ダニがアレルギーの原因になってしまうという場合、これはダニ自体がアレルギーの原因になっているというよりも、主にヒョウダニという種類のダニが持っている、システインプロテアーゼと呼ばれる酵素がその原因になってしまっていると考えられています。ちなみに、このヒョウダニは、その死骸やフンもアレルギー反応を引き起こす原因になってしまうと考えられています。

ちなみに、これを知らない方からすると衝撃の事実だと思いますが、実は布団などの寝具には、およそ数十万匹以上のダニがいるといわれています。ダニって目に見えないから気が付きませんが、実は布団の中の繊維の隙間で、これほど大量の数に増えてしまっているんですね。そして、これらのダニを吸い込んでしまうと、それによるアレルギー反応として、から咳やくしゃみの症状が引き起こされてしまうのです。

なんだか布団に入るとから咳やくしゃみの症状が表れて、つらいという方は、その寝具からダニを取り除く対策を摂ってみることはとても重要です。このダニの対策に関する内容は別記事で詳しくまとめていますので、気になる方は是非そちらをご覧になってみてください。

ダニに関する詳しい情報を知りたい方はこちらをクリック

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から咳やくしゃみの原因3:寒暖差

ここまでに、から咳やくしゃみの原因として主なものを挙げてきましたが、中には寒暖差が原因となってアレルギーのような症状が引き起こされてしまう方もいるそうです。この症状は寒暖差アレルギーと呼ばれています。

この寒暖差アレルギーがどういうものかというと、通常人間の体というのは、ある程度の温度変化には適応できるようにできています。しかし、その気温の変化が7度を超えてくると、自律神経の働きなどが乱れ、鼻づまりなどの症状が表れてしまい、その結果、から咳やくしゃみなどの症状が表れてしまうそうです。

このような気温の急激な変化というのは、特に季節の変わり目に現れやすいので、季節の変わり目にから咳やくしゃみの症状が表れたら、それは寒暖差によるものかもしれません。

また、季節の変わり目に気温や気圧が変化したりすると、その影響によって気管支喘息を発症してしまう方もいます。これに関する詳しい情報はこちらの記事でまとめていますので、気になる方は是非一度ご覧ください。

から咳やくしゃみの原因4:光

私は経験がないのでよくわかりませんが、光をみると反射的にくしゃみが出てしまう方もいるそうです。この症状は光くしゃみ反射と呼ばれています。なんと、日本人では、その25%でこの症状が表れる可能性があるそうです。

この光くしゃみ反射は、眩しい光が目に入ってくると、その刺激によって、反射的にくしゃみの症状があらわれてしまうという症状なんだそうです。どのくらいの強さの光だとくしゃみが出てしまうのかということは個人差があるようで、室内灯の明かりくらいの弱い光でも、くしゃみが出てしまう方もいると言います。

また、この光くしゃみ反射の症状は遺伝すると考えられており、この光くしゃみ反射の症状がある方の家庭では、他にも光くしゃみ反射の症状がある方がいることが多いといわれています。そのため、この症状は、ある家庭ではそれほど珍しいものではないのかもしれませんね。

まとめ

今回の記事では、から咳やくしゃみの原因として考えられる様々なものに関する情報をまとめました。

感染症やアレルギーはぱっと思い浮かぶ方が多いと思いますが、もしかしたら寒暖差や光などが原因となって、から咳やくしゃみの症状が表れている可能性もあります。

寒暖差や光は、特にそれほど害はないですが、ダニなどが原因の場合は、睡眠不足などの原因にもなりかねないので、是非別記事で紹介しているような対策をしてみてください。

また、今回は感染症の例として、風邪やその他の感染症の一部についてまとめましたが、この「風邪」とそれ以外の感染症はいったい何がどう違うのか、皆さんはこれまでに考えたことはありますか?というより、そもそも風邪っていったいどんな感染症なのか、皆さん実はよく知らなかったりするのではないでしょうか。

この、風邪とその他の感染症の違いは、そういった感染症の原因になる「細菌とウイルス」の違いなどが分かると理解することができます。実は細菌とウイルスって、同じ病原体ではありますが、その性質は全然違うんです。

これについては以下の記事で詳しくまとめていますので、興味がある方は是非一度ご覧になってみてください。

【ストップ】長引く咳は細菌感染症が原因かも!細菌とウイルスの違いや抗生物質に関する情報はこちら…

今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

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