※シムビコートがうまく吸えない?吸えてるかわからない方へ…

シムビコート使用者の中には、その薬がちゃんと使えているのか、時々不安になるという方もいると思います。というのも、シムビコートは自分のタイミングで薬剤を吸うお薬なので、そもそも吸えてるかどうかよくわからないものであるからなんです。

まず、気管支喘息の吸入薬は、その薬剤の状態から大きく2つのタイプに分けることができます。その2つというのが、今回お話するシムビコートの様な「ドライパウダータイプ」のものと、有効成分をミスト状にして噴射する「エアゾールタイプ」というものの2つです。エアゾールタイプのものは、自分が吸入するタイミングに合わせて薬剤を「噴射」するため、ドライパウダータイプのものよりは感覚的に吸入ができているような感じがします。

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しかし、シムビコートの様なドライパウダータイプのものであっても、その吸入方法が間違っていなければ、吸った感じがしなくてもその有効成分はきちんと気管支の炎症部位やその奥まで届いているはずです。しかし、喘息の症状がひどかったり、高齢であるなどの原因から、本当に吸う力が弱まっていると、確かに薬剤がうまく吸えないということもあり得ます。

もしそのような事態が本当に起こっている場合には、薬をより吸入しやすいものに変えるなどの対策をしなければなりません。ただ、うまく吸えているかどうかは自分でもチェックすることができますので、医師に相談をする前にまずは自分で確認をしてみると良いのではないかと思います。

そこで今回の記事では、シムビコートがうまく吸えないと感じるという方のために、シムビコートがうまく吸えているかどうか確認する方法について説明しますとともに、「ドライパウダータイプ」と「エアゾールタイプ」のお薬のそれぞれの特徴についてまとめていきたいと思います。

シムビコートってどんなお薬?「ドライパウダータイプ」と「エアゾールタイプ」のそれぞれの特徴とは…

まず、シムビコートがどんなお薬なのかということについて簡単にご説明したいとおもいますが、シムビコート(シムビコートタービュヘイラー)は、主に気管支喘息の治療薬に用いられるドライパウダータイプのお薬です。気管支喘息の治療以外には、喫煙者に見られる慢性閉塞性肺疾患、通称COPDの治療にも用いられます。

最近では、気管支喘息の治療薬にはシムビコートの様なドライパウダータイプのものを使用するのが主流になってきており、シムビコート以外にもまたいくつかのドライパウダータイプのお薬が存在しています。

またこのシムビコートは、気管支喘息の患者においてみられる気管支の炎症を抑えるための「ステロイド」と、患者の呼吸を楽にしてくれる「気管支拡張剤」の2つが一緒に配合されたお薬となっており、最近はこういった合剤を用いるというのもまた喘息治療の主流になりつつあります。

ちなみに、その「ステロイド」と「気管支拡張剤」の合剤には、シムビコート以外に「アドエア」「フルティフォーム」「レルベア」といったものなどがあります。

ちなみにレルベアはドライパウダータイプのもので、フルティフォームはエアゾールタイプのお薬です。アドエアには「アドエアディスカス」と「アドエアエアゾール」という2つのものがあって、「アドエアディスカスがドライパウダータイプのもので、アドエアエアゾールがミスト状の薬剤を噴射するエアゾールタイプのお薬になります。

このように、喘息の治療に用いる吸入薬には、大きく分けると「ドライパウダータイプ」と「エアゾールタイプ」という2つのタイプのお薬があるわけですが、この2つにはそれぞれメリットとデメリットが存在しています。

まずドライパウダータイプの方からそれを説明したいと思いますが、ドライパウダータイプの方のメリットとしては以下のようなものが挙げられます。

  • 自分のタイミングでお薬を吸入することができる。
  • 吸入操作が簡単。
  • 残量が簡単にわかる(ただ、アドエアエアゾールとフルティフォームエアゾールはちゃんと残量が表示される。)

一方、デメリットとしては以下のようなものが挙げられます。

  • 吸う力が弱い方だと、うまく吸えないことがある。
  • エアゾールタイプのものに比べると、薬剤の末梢気道への到達率が低い。
  • 吸った感じがしない。吸えてるかわからない。

一方エアゾールタイプのものでは、メリットとしては以下のようなものが挙げられます。

  • 薬剤を噴射するため、吸う力が弱くなっている方でも吸入しやすい。
  • 吸った感じがする。
  • ドライパウダータイプのものより薬剤の末梢気道への到達率が高い。

デメリットとしては以下のようなものが挙げられます。

  • 慣れないと使用方法が少し難しい。
  • 残量が表示されないタイプのものがある。
  • せき込みを起こすことがある。

それぞれに一長一短があり、また細かいところまで考えるとこれ以外にもメリットやデメリットとして挙げられる部分もあるようですが、主な部分は今挙げたようなところです。

ただ、きちんと操作方法を間違うことなく吸入ができているのであれば、今挙げたそれぞれのデメリットの部分も、それほど大きな問題にはならないと思います。ただ、今挙げた中で、ドライパウダータイプの方の「吸う力が弱いとうまく吸えないことがある」という部分に関しては、正しい対策をとる必要がありますよね。せっかくお薬を使っているのに、それが炎症部位まで届いてなかったら、喘息はいつまでたっても良くなりません。

具体的には、もし本当にうまく吸えないということなら、吸いやすい方のエアゾールタイプのお薬に変更するなどの対応をしてもらう必要があります。ただ、もしかしたら本当は吸えているのに、吸った感じがしないだけということもありえますので、次にシムビコートがきちんとつかえているのかどうかチェックする方法についてご紹介していきたいと思います。

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シムビコートがうまく吸えない、吸えてるかわからないと感じる方へ!シムビコートが吸入できているかどうか確認する方法がこちら!

それでは次に、シムビコートがうまく吸えない、吸えてるかわからないと感じる方のために、そのシムビコートがきちんとつかえているのか確認する方法についてご紹介したいと思います。

これは非常に簡単な方法なのですが、まず、いつもと同じようにシムビコートを使用する際の準備(クル、カチという動作)を行い、吸入ができる状態にしてください。

そして、そのシムビコートの吸入口に色の濃いハンカチなどをあてて、そのハンカチをかぶせたまま吸入動作を行ってください。すると、口の中には薬は入りませんが、ハンカチには白い粉末のお薬がついているはずです。そして、そのハンカチに白い粉がついている場合には、きちんと吸入ができていたということなので、これに該当する方は安心していただいて大丈夫です。

ちなみにこの確認方法は公式に紹介されている方法なので、もし吸えてるかわからないという方は、是非この方法で試してみてください。

また、シムビコートの正しい使い方に関する情報は以下の動画がとても参考になりますし、その吸えているかどうかの確認方法もこの動画の中(6分20秒あたりから)で紹介されていますので、気になる方は一度ご覧になってみてください。

まとめ

今回の記事では、シムビコートがうまく吸えない、吸えてるかわからないという方のために、そのシムビコートの薬剤がうまく吸えているのかどうかを確認する方法などについてまとめました。

もし、今回お話した確認方法を行った結果、しっかりと吸えない、またはよほど頑張らないとうまく吸えないということが分かった場合には、より吸入がしやすいエアゾールタイプのものに替えてもらうようにしましょう。

ちなみに、私は以前フルティフォームエアゾールというエアゾールタイプの合剤を使っていましたが、これが自分にはとても合っていたように感じます。もし、シムビコートを別のものに替えたいということでしたら、こういったお薬に替えられるかどうか医師に相談をしてみましょう。

また、なぜ最近ではドライパウダータイプのものが主流になっているのかというと、エアゾールタイプのようなスプレータイプの薬剤には、地球温暖化の原因としてとりあげられているフロンガスが使われているというのがその背景にある様です。まさかそんな原因があるとは驚きですが、喘息患者は世界では2億人以上いるとも言われていますので、確かにそういった方がみんなエアゾールタイプのお薬を使ったら、それは環境にも影響してきそうですよね。

ちなみに、シムビコートと同じ合剤のお薬で、ドライパウダータイプのものとエアゾールタイプの両方がある「アドエア」に関する情報は以下の記事でまとめております。気になる方は是非一度ご覧になってみてください。

※シムビコートとアドエアの違いとは?値段はどのくらい違うの?

今回の記事は以上になります。最期まで読んでいただきありがとうございました(^^)

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