【注意】微熱や倦怠感、そして空咳の症状が続く方はこちらの記事をご覧ください

高熱になることはないのに、ずっと微熱が続いているということはありませんか?

また、この微熱の症状に加え、全身の倦怠感や、痰などの絡まない空咳(乾いた咳)が続いているという場合、その方はクラミジア肺炎という病気を発症している可能性があります。

このクラミジア肺炎と呼ばれる病気は、主にクラミジアニューモニエと呼ばれる菌の感染によって引き起こされる病気です。発症した場合、38度を超えるような高熱になることは基本なく、微熱や倦怠感の症状が表れるとともに、空咳の症状が続くので、一般的な風邪と勘違いをしてしまう方が多いようです。

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しかし、この症状は市販の風邪薬等では改善されず、発見が遅れてしまうと重症化につながってしまう恐れもあります。特に、お年寄りの場合は症状がひどくなりやすいですから、この微熱や倦怠感、そして空咳が示しているサインを見逃さないことが大切です。

今回の記事では、微熱や倦怠感、そして空咳の症状が特徴的であるといわれるクラミジア肺炎に関する情報についてまとめていきたいと思います。

微熱や倦怠感、その原因は風邪とは限りません!

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まず、微熱や倦怠感の症状があるとき、多くの方は風邪を疑うと思います。しかし、風邪の症状は通常何日か経てば落ち着いてきますが、一向に微熱や倦怠感の症状が治まらず、それに加えて痰の絡まないような空咳の症状が続いているという場合は、クラミジア肺炎の可能性があります。

クラミジアと聞くと、性病の原因の印象が強いかもしれませんが、実はクラミジアにもいくつか種類があります。

まず、性病の原因菌となるものは、クラミジアトラコマティスと呼ばれるものです。

そして、今回ご紹介するクラミジア肺炎の原因菌となるものは、主にクラミジアニューモニエと呼ばれる種類のものになります。感染が必ず肺炎の発症につながるわけではありませんが、発症した場合は微熱や倦怠感、そして空咳の症状が続くといわれています。飛沫感染が主な感染経路になります。

また、先ほど性病の原因となるのはクラミジアトラコマティスであるという話をしたのですが、新生児の場合はこのクラミジアトラコマティスが肺炎の原因となる場合があるようです。この可能性があるのは、母親がクラミジアトラコマティスの非感染者である場合で、産道を通るときに新生児が感染してしまい、肺炎を発症してしまうことがあるといわれています。

クラミジア肺炎の症状とは?長引く空咳には要注意!

クラミジア肺炎を発症してしまった場合、微熱や倦怠感の症状が表れるのですが、最も特徴的な症状は長引く空咳の症状であるといいます。痰があまり出ないというのが一つの大きな特徴ですね。原因のわからない空咳の症状が続いており、倦怠感や微熱があるという方は、クラミジア肺炎の可能性も考え、医師にきちんと相談をするようにしましょう。

また、倦怠感や微熱と言いましたが、中には微熱どころか全く熱が出ないと言いう方もいるそうです。倦怠感に関しては個人的な主観によるところもありますので、特に空咳の症状がこの病気を考えるうえで重要な症状になります。

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*クラミジア肺炎は重症化する可能性もあります

クラミジア肺炎は、しっかりと治療を行えば治らない病気ではありません。

しかし、高齢者や、もともと肺や気管支に関連した持病がある方は重症化につながる恐れがあると言われています。その持病の例として、喘息が挙げられます。

なぜ喘息の患者だと重症化につながる恐れがあるのか、実は、先ほどクラミジア肺炎は微熱さえも出ずに空咳の症状のみが続くことがあると言いましたが、実はこの症状が喘息によく似ているのです。

そのため、もともと喘息の患者は喘息と勘違いをしてしまい、喘息の治療を行ってしまうということがあるそうです。しかし、その原因がクラミジア肺炎の場合は喘息の治療を行っても症状は改善されませんので、その結果クラミジア肺炎の発見が遅れ症状がひどくなってしまう場合があるのです。

もともと喘息を患っている方は、特にこのクラミジア肺炎という病気について知っておくことが大切です。空咳の原因が喘息だけではないということを覚えておいてください。

また、特に喘息との診断を受けたことはないという方で、空咳だけの症状がある場合は、喘息を発症している可能性もあります。喘息や、今回のクラミジア肺炎の症状と関連のある病気に関する情報は別記事でまとめていますのでよろしかったらご覧になってみてください。

喘息大人の治療における入院の必要性について…

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【注意】熱や空咳から始まる子供に多い肺炎とは?

クラミジア肺炎の検査や治療法とは?

クラミジア肺炎の検査では、一般的にまず胸部レントゲン写真をとります。そこで、肺に白い影が見られた場合は、クラミジア肺炎を含め肺に何らかの原因があるということが分かります。

そしてそののちに血液検査を行い、もし血液中でクラミジアニューモニエの抗体の増加が確認された場合は、確定診断が下され、治療に移るという流れになります。

クラミジア肺炎の治療は、基本的にマクロライド系の抗生物質による投薬治療になります。よほどひどい場合でなければ入院などの必要はなく、抗生剤を約2週間ほど飲むことで治療は完了するといわれています。症状が落ち着いても、菌がまだ完全に死んでいない場合は、治療を途中でやめてしまうと再発してしまう可能性もありますので、必ず医師に指示された期間は薬を飲むようにしましょう。

抗生物質とは?細菌性感染症とウイルス性感染症の違いはこちら!

先ほど、クラミジア肺炎の治療は基本的にマクロライド系の抗生物質を使用するというお話をしましたが、そもそも、この抗生物質とはいったいなんなのか、皆さんはご存知でしょうか?

今回お話した、微熱や倦怠感、そして空咳の症状などを特徴とするクラミジア肺炎は、その原因はクラミジアニューモニエと呼ばれる細菌であるということは記事の冒頭でもお話しましたよね。そして、実はその抗生物質というお薬は、こういった細菌にのみ効果を発揮するものであり、ウイルスには効果を示しません。

ちなみに、私たちにとってもっとも身近な感染症は「風邪」と呼ばれているものですが、この風邪とは、何らかの細菌やウイルスの感染によって、上気道における急性の炎症がみられるものの総称のことを言います。つまり、特定の病原体が原因となっているというわけではないんですね。何が原因になっているかはわからないけれども、何かの病原体が喉に感染してしまっているというものを、私たちは風邪と呼んでいるのです。

ここが、今回お話ししたクラミジア肺炎との大きな違いです。何度も言いますが、クラミジア肺炎は、クラミジアニューモニエと呼ばれる特定の細菌によって引き起こされる感染症です。

ちなみに、風邪という病気は、そのほとんどがウイルス性で、具体的には風邪の約8割はウイルスが原因であるといわれています。そのため、この時には抗生物質などは意味がないんですね。ただ、口内には常に数百種類もの細菌がいますので、そういった細菌による二次的感染が起きてしまうことを考慮し、風邪をひいたときにも抗生物質が処方されることは珍しくありません。

この細菌とウイルスの違いについてわかると、感染症というものに対する理解がさらに深まるのではないかと思います。また、この違いが分かると、なぜ抗生物質は細菌にのみ効果を示すものなのかということもわかります。

この細菌とウイルスの違い、及び抗生物質に関する情報は以下の記事で詳しくまとめています。気になる方は是非一度目を通してみてください。

【ストップ】長引く咳は細菌感染症が原因かも!細菌とウイルスの違いや抗生物質に関する情報はこちら…

まとめ

今回の記事では、微熱や倦怠感の症状、そして空咳などの症状が表れるクラミジア肺炎に関する情報についてまとめました。

微熱や倦怠感の症状は、風邪によるものとは限りませんので注意してください。また、微熱さえなく、空咳だけが続いているという場合もその症状を放置しないようにしましょう。少しでもおかしいと感じたらなるべく早めに病院へ行くようにしてください。

今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

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