※口呼吸になってませんか?インフルエンザが流行する時期は要注意!

私はこれまでに2回ほどインフルエンザになってしまったことがありますが、インフルエンザって本当につらいですよね…。私は高校時代バドミントンをやっていたのですが、大会当日にインフルエンザになってしまい、そのまま試合に出た時は本当に倒れるかと思いました^^;

インフルエンザは11月から3月くらいまでの空気が乾燥しやすい時期に流行しやすい感染症なのですが、2017年は、4月に入ってもインフルエンザの流行はおさまらず、学級閉鎖になってしまっている学校も多いそうです。(こちらのニュースを参考にしてみてください。)もう暖かくなってきているのに、学級閉鎖が起きるほど流行しているというのはちょっと怖いですよね。

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インフルエンザは決して珍しい病気ではなく、むしろ誰もが発症しうる比較的身近な病気と言っていいと思うのですが、こういった感染症の原因となるウイルスや細菌が活動する時期に、特に気を付けたいのが、「口呼吸」です。人間は口と鼻の両方で呼吸を行うことができますが、実は口呼吸が慢性化してしまっている方は、鼻で呼吸をしている方に比べて、感染症にかかりやすいといわれています。

また、口呼吸が引き起こす問題は、感染症にかかりやすいということだけではありません。今回の記事では、感染症が蔓延する時期には特に気をつけたい口呼吸に関する情報について詳しくまとめていきたいと思います。

目次

インフルエンザってどんな病気?A型やB型の特徴とは?

私は小学生の時に1回、そして高校生の時に1回の計2回インフルエンザを発症してしまった経験があるのですが、高校生の時にインフルエンザを発症した時のことは今でもよく覚えています。

まず朝起きたときにはすでに喉が非常に痛くて、時間が経つにつれてだんだんと寒気がひどくなったのをよく覚えています。最初にも申し上げましたように、その日は部活の大会がある日で、結局途中で棄権して病院へ向かったのですが、そのとき熱はすでに38℃以上ありました。

ご存知の方も多いと思いますが、インフルエンザと一口に言っても、これはその原因となるウイルスの違いによってまたいくつかの種類に分けられます。その中で有名なものはA型とB型ですが、実は、C型のインフルエンザというものもあるんです。では、これらの特徴について少し説明したいと思います。

A型

まず、A型のインフルエンザですが、これは一番高熱が出やすいタイプのインフルエンザで、40℃以上の高熱が出た場合にはこのA型のインフルエンザが疑われます。

実はA型のインフルエンザは、これまた香港型とソ連型という大きく2つに分けることができ、細かく分類すると、100種類以上にまで分けられることが分かっています。ただ、その中で人間に感染するのはごくわずかな種類だけであり、100種類以上のウイルスが全て人間に感染するわけではありません。

ちなみに、よく鳥インフルエンザなどがニュースで取り上げられていますが、この時鳥に感染しているのは、A型のインフルエンザウイルスなんだそうです。100種類以上いれば鳥に感染するものがいてもおかしくはありませんが、これがまた鳥の中で変異して、人間に感染するようになってしまう可能性を考えると、とても怖いですよね(-_-;)

B型

B型のインフルエンザは、38℃くらいの熱が出るのがその特徴で、A型に比べると比較的高熱にはなりにくいといわれています。ちなみに、私が高校生のころに発症したのはこのB型のインフルエンザでした。

B型のインフルエンザは、A型のインフルエンザと違って、今のところその原因となるウイルスは2種類のみが確認されているそうです。B型のインフルエンザウイルスは、人間のみに感染します。

C型

あまり一般的なものではありませんが、実はインフルエンザにはC型のインフルエンザというものもあります。

このC型は、先に説明したA型やB型と比較するとそんなに症状がひどくならないそうで、少し鼻水が出る程度で終わってしまう方もいるそうです。特に、まだ免疫の弱い小さい子供が発症することが多いそうです。

以上がインフルエンザの種類の説明になりますが、インフルエンザは特に小さい子供が発症すると、脳炎脳症といった合併症が起きて、命にまでかかわってくる可能性があります。脳炎はウイルスが脳で炎症を起こしてしまうもので、脳症は体の免疫が過剰に反応してしまうことによって、脳にダメージを与えてしまうものを言います。

ちなみに、こういった脳炎、脳症は、解熱鎮痛剤によって無理に熱を下げようとしてしまうと起きてしまう可能性があると考えられているため、インフルエンザの時には、自己判断で市販のロキソニンなどの強い解熱鎮痛剤を飲んでしまうのはタブーなんです。

基本的にはカロナールなどの弱い解熱鎮痛剤が処方されるそうですが、とりあえず、インフルエンザになったときには市販の解熱鎮痛剤を飲んではいけない、ということは良く覚えておきましょう。

ここまでインフルエンザの特徴について詳しくまとめてきましたが、こういった感染症が流行する時期には、口呼吸をしないように注意が必要です。ではなぜ口呼吸はいけないのか、次に、口呼吸が引き起こす問題について詳しく説明したいと思います。

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あなたは口呼吸?鼻呼吸?寝ているときにいびきをかいてしまう方は要注意!

人間は口と鼻の両方で呼吸をすることができますが、実は、哺乳類の中で口で呼吸をするのが一般化しているのは私達人間だけなんだそうです。

その私達人間も、母乳を飲んでいるころはみんな鼻で呼吸をしているそうですが、成長するにしたがって、何らかの原因で口呼吸になってしまう方は非常に多いといいます。現在では、日本人の大半は口呼吸であり、日本人の8割は口呼吸であると述べている医師の方もいます。

私は大丈夫、と思っていても、実は寝ているときには口で呼吸をしてしまっているという可能性はあります。特に、いびきをかいてしまうという方は、つまり口で呼吸をしているということに他なりません。

この口呼吸、何がいけないかというと、実は口呼吸をしている方は、鼻で呼吸をしている方に比べて、感染症を患いやすいといわれています。これは何故なのか。まずは以下の図をご覧ください。

この図を見ていただくとわかると思うのですが、口呼吸をしている方は、本来空気から異物を取り除くフィルターとしての役目を果たしている鼻を使わないため、ダイレクトにウイルスや細菌を吸い込んでしまうことが、感染症にかかりやすくなる原因になってしまうそうです。

また、乾いた空気を口から吸いこんでしまうと、口の中、喉が乾燥してしまい、気道の細胞を守っている粘液を乾燥させてしまうことも、免疫力の低下につながってしまいます。人間の免疫システムは非常に複雑であるため、これを一言で説明することはできませんが、その免疫の第一段階ともいえるのが、この鼻呼吸であるわけです。

口呼吸をする習慣が感染症を発症しやすくしてしまうということは今や非常に有名な話であり、様々な医師が現在口呼吸の改善を呼びかけていますが、実は、口呼吸が引き起こす問題はこれだけではありません。なんと、小さいころから口呼吸をする習慣が身についてしまうと、それは顔の骨格や、歯並びにまで影響してくるということが分かっているんです。

口呼吸が引き起こす様々な問題に関する情報や、口呼吸の改善方法に関する情報は以下の記事で詳しくまとめています。気になる方は是非一度ご覧になってみてください。

【※ストップ】絆創膏を使って口呼吸悪化を防止する方法はこちら!

まとめ

今回の記事では、インフルエンザの特徴に加え、こういった感染症の発症リスクを高めてしまう可能性のある口呼吸について詳しくまとめました。

朝起きると口の渇きがひどい、という方は寝ている間にいつの間にか口呼吸をしてしまっている可能性があります。そういった方は、是非こちらの記事でご紹介している口呼吸の改善方法を実践してみてはいかがでしょうか?

また、気になるものがありましたら、是非以下の記事も読んでみてください(^^)

【ストップ】長引く咳は細菌感染症が原因かも!細菌とウイルスの違いや抗生物質に関する情報はこちら…

鼻水、鼻づまりの解消方法を4つご紹介!その他空咳や痰が絡む咳の原因についても解説します!

【※ストップ】hiv感染症の初期症状は空咳?感染経路や感染率、検査の方法から治療法まで詳しく解説します!

今回の記事は以上になります。最期まで読んでいただきありがとうございました(^^)

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