※口呼吸に要注意!薬のいらない健康な体になるために…

1年中、何らかの薬を飲んでいる方って結構多いのではないかと思います。風邪をひきやすいため、その症状を抑える薬であったり、花粉症やダニアレルギーの症状があるため、そういったアレルギー症状を抑える薬なんかも、特に春になると飲むようになる方が増えますよね。

かくいう私も結構なアレルギー体質で、花粉症もひどいですが、特に猫がダメなんです…!猫を飼っているわけではないので別にいいのですが、猫を飼っている友人の家に行った時には、もう眼がパンパンに腫れて開かなくなってしまうんですよね(-_-;)猫は好きなのでとても残念です…

とは言え、薬を飲んでまで猫とふれあいに行くほど大の猫好き、というわけでもないのでこれは別にいいのですが、私にとって、春は薬が無いとなかなかつらい季節です。その理由はもちろん花粉症の症状がひどくなってしまうからなのですが、自分はあまり薬に頼りたくはないので、本当に必要な時にしか薬は飲まないようにしています。

しかし、花粉症がひどい方ならわかると思いますが、本当に花粉が飛散する約2週間くらいの間って、どれだけ鼻をかんでも滝のように鼻水が出てきてしまうんですよね^^;そういった日は仕方がないので、薬を飲んで症状を落ち着かせます。こういうときは、改めて薬のすごさ、ありがたさというものがよく分かりますし、助かった…という気持ちになりますね笑

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また、薬と言えば皆さん風邪をひいたときには飲む方が多いのではないかと思います。ただ、風邪というのは最終的には免疫の力で治るものですし、風邪をひいたときに飲む薬というのは、風邪による喉の腫れや熱、咳などの諸症状を抑える薬であって、その原因になっているウイルスを退治する薬では無いので、症状が軽い時にまでむやみに飲むようなものではありません。症状が軽い時には、栄養を摂って寝ているのが一番なんです。

ちなみに余談ですが、抗生物質を処方された時は細菌感染症が疑われているということなので、これは医師の方の指示に従って、飲んだ方がいいです。私が言いたいのは、そんなに症状が重いわけではないのに、市販の薬などを買ってむやみに飲むのは良くないということなんです。

また、今ウイルスと細菌という2つのものを挙げましたが、これはどちらも感染症の原因になりえますが、その実態は全くの別物です。細菌とウイルスの違いに関する情報は以下の記事でまとめていますので、よろしかったら是非一度ご覧になってみてください。

【ストップ】長引く咳は細菌感染症が原因かも!細菌とウイルスの違いや抗生物質に関する情報はこちら…

さて、前置きが長くなってしまいすみません笑

今、花粉症や感染症などについて色々と話をしたわけですが、実はこういった症状というのは、口呼吸をする習慣が大きく関係していると指摘されているのをご存知でしょうか?アレルギー症状がひどかったり、風邪をとてもひきやすいという方は、普段の呼吸法がそういった問題の元凶になっているかもしれないんです。

何となく聞いたことがあるなあ…という方もきっと多いのではないかと思いますが、実際これまでに、呼吸法を見直した結果、アレルギー体質が改善したという例もあります。もし呼吸法を見直すだけで、アレルギーなどの症状が軽くなり、薬がいらない生活が手に入るなら、これほど嬉しい話はないですよね。

口呼吸と鼻呼吸これらは同じ、「呼吸」ではありますが、実は口呼吸は非常に様々な問題を引き起こす原因になる間違った呼吸法であるとして、現在多くの医師の方が鼻呼吸への改善を呼びかけています。感染症やアレルギーもそうですが、なんと口呼吸を慢性的にする習慣は、歯並びの悪化や、ある腎臓病の原因になるとも指摘されているのです。

では、これはいったいどうしてなのか。今回の記事では、口呼吸が引き起こす様々な問題に関する情報について詳しくまとめていきたいと思います。

薬がいらない体になるために!口呼吸とアレルギーの関係とは?

アレルギーの症状が無い人って本当にうらやましいのですが、逆にアレルギーの症状がある方にとっては、その症状を抑えるためのはなくてはならない重要なアイテムですよね。私も昔ほどは症状がひどくなくなってきたのですが、やはりまだ症状が悪化する日はありますし、春になるとからなずかかりつけの医師のもとへ行き、薬を処方してもらいます。

こういったアレルギーの症状というのは、実は口呼吸をする習慣が大きく関係しているということが最近ではよく指摘されるようになってきています。では、これはいったいどうしてなのか、というところで、そもそも鼻呼吸と口呼吸にはどんな違いがあるのかということについて説明していきたいと思います。

口呼吸と鼻呼吸、この2つは、口で呼吸をするのか、鼻で呼吸をするのか、たったそれだけの違いのように感じてしまいますが、この違いは非常に大きく、慢性的に口呼吸をしてしまうと、それはあとあと体にとって様々な悪影響を及ぼしてしまいます。

そもそも、本来呼吸をするのは鼻の役割であって、口は呼吸をするための器官ではありません。私達人間も、もともとは鼻だけで呼吸をしていたと考えられていますが、言葉を話したり2足歩行をするようになったことから、口から喉にかけての器官が発達し、食道と気道がつながってしまったことが、口呼吸という不自然な呼吸法の獲得につながってしまったのではないかと考えられています。

しかし、先ほども申し上げましたように本来呼吸をするのは鼻の役割であり、鼻は、より綺麗な空気を肺に送るためのフィルターとしての役割を果たしています。鼻毛やそれよりさらに細い繊毛、そして粘液などが、鼻から入ってきた空気に含まれるほこりや細菌などを取り除いてくれるのです。

更に、その空気は鼻の奥で加湿、加温され、非常に肺胞になじみやすい状態となって肺へと送られます。これに対して、口には汚れを取り除くフィルターとしての機能もなければ、外から入ってくる冷たくて乾燥した空気の温度や湿度を調節する機能もありません。扁桃腺(免役細胞の集まり)には細菌やウイルスが直撃してしまいますし、そういった汚れた空気がそのまま肺へと送られてしまうわけです。

そして、こういった影響が、免疫力の低下や免疫の過剰な反応、つまりアレルギー症状へとつながります。風邪もひきやすくなってしまいますし、本当に口呼吸にはいいところはないわけです。ちなみに、あとで詳しく説明しますが、この口呼吸によって汚れた空気が扁桃腺に直撃してしまうことが、iga腎症と呼ばれる腎臓病の発症につながる可能性があるということも指摘されています。

口呼吸によって、アレルギー症状が改善されるということを呼びかけている第一人者と呼べる方が、みらいクリニックの院長を務めている今井一彰さんという方です。今井さんはリウマチ(免役の異常により、自身の免疫システムが体の関節部分を攻撃してしまう病気)の患者には口呼吸が多いという発見から、口呼吸の改善を呼びかけるようになったそうで、これまでに沢山の講演会を行っている他、本を出版したり、テレビにも出演したりして、鼻呼吸への改善を呼びかけています。今井さんが書いている本の1つがこちら↓鼻呼吸なら薬はいらない、とても興味深いタイトルですね。

また、こちらのサイトでは、口呼吸によってアトピーの症状が改善した方の写真などが載せられています。執筆者は先ほどご紹介した今井院長です。口呼吸の危険性について知る上ではとても参考になると思いますので、気になる方は是非一度目を通してみてはいかがでしょうか(^^)?

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こんなにあるの…慢性的な口呼吸が引き起こす問題とは?

ここまでに、慢性的な口呼吸は免疫の機能異常と深い関係があるということについてお話してきましたが、慢性的な口呼吸によって引き起こされる問題には、その他にも色々なものが現在指摘されています。

人は1日に2万回は呼吸をしているといわれていますので、鼻で呼吸をするか口で呼吸をするかという僅かな違いは、実は長い時間で考えると非常に大きな違いなんです。では、口呼吸が引き起こす問題にはどんなものがあるのか詳しくまとめていきたいと思います。

集中力の低下や体の疲れを引き起こす

口呼吸が慢性化してしまうと、それは集中力の低下や体の疲れを引き起こす原因になってしまうということも指摘されています。

実は過去に行われた研究において興味深いデータを示すものがあり、なんと口呼吸は、鼻呼吸に比べて、体への酸素供給量が18%も減少するということが報告されています。

何となく口の方がたくさん空気を取り込めているような気がしてしまいますが、実は空気中の酸素を肺胞に取りこませるためには空気の湿度や温度が重要であり、その点に着目すると、口から吸った空気に比べ、鼻から取り込んだ空気の方が、結果的によく肺胞になじむんだそうです。

こういった理由もあって、口呼吸をしてしまう方は何となく集中力が低下しやすかったり、体が疲れやすいといわれています。なんだか最近体がだるい…そう感じる方は、もしかしたらいつの間にか口呼吸をしてしまっているようなことはありませんか?

口臭や虫歯などの原因になる

慢性的な口呼吸は、口臭を悪化させたり、虫歯を進行させる1つの原因になってしまうということが指摘されています。

これは先ほど説明した感染症の発症リスクを高めるということにも関連してくるのですが、慢性的な口呼吸は口内の乾燥を招き、口内の細菌が繁殖しやすい環境を作ってしまうため、これが口臭や虫歯の原因になってしまうのです。

皆さんは、口の中には実に300種類以上にも及ぶ細菌が存在しているということをご存知でしょうか?また、数にするとそれは1000億匹以上いるとも言われています。細菌はとても小さいので目には見えませんが、私たちの口の中には、ちょっと信じられないほどの数の細菌が住み着いているのです。

冗談みたいな数ですが、残念なことにこれはどうやら本当のことのようです。なんだかずっと歯を磨いていたい気持ちになってしまいますが^^;、この細菌は、別にそこにいるだけですぐに何か重大な問題を引き起こししまうわけではありませんし、これだけの数がいても、その活性や繁殖は、ある程度は唾液による自浄作用によって抑えられています。

喉や口内の乾燥が感染症の発症につながるということは皆さん常識的にご存知だと思いますが、つまり私たちは細菌やウイルスに出会わないから感染症にならないわけではなく、いても唾液やその他の免疫の力によって守られているから感染症を発症しにくいというわけです。逆にこの唾液の乾燥は、細菌が繁殖しやすい環境を作るため、感染症の発症や、口臭や虫歯の悪化につながります。

口臭って何の臭いだか気にしたことが無かった、という方も、もしかしたらいるかも知れませんが、口臭の原因の大半は口の中で繁殖した細菌から発せられる臭いなんです。こう聞くとなんだかゾッとしますね…

また、虫歯の原因となるのは、口の中に住み着いているミュータンス菌と呼ばれる特定の細菌です。このミュータンス菌は歯の表面に歯垢(しこう:細菌の塊)を作り、その中や周りで酸を分泌することによって歯を溶かしてしまいます。ちなみに、このミュータンス菌は糖分を材料にして酸を作るため、甘いものを食べると虫歯が進行しやすいのは、その糖分によってミュータンス菌が活性化してしまうためなんです。

歯を丁寧に磨くことは大切ですが、残念なことにどれだけ頑張っても口の中の細菌を0にすることはできません。大切なことは細菌が繁殖しにくい環境にしておくことなので、口呼吸で口内が乾燥してしまわないように気を付けましょう。

睡眠時無呼吸症候群の原因になる

睡眠時無呼吸症候群とは、その名前の通り、睡眠中に息ができなくなり、10秒以上の無呼吸を何度も何度も繰り返してしまう病気です。中には、1分以上も呼吸が止まってしまう方もいるそうです(-_-;)

この病気の方は、無呼吸の影響から何度も夜中に脳が起きてしまうため、結果十分な休養が取れず、昼間に眠気が表れてしまうのがその主な症状として知られています。

しかし、この病気が近年注目されている理由はそこではなく、実はこの病気は、症状をそのままにしておくと、脳血管障害高血圧心不全などの重大な病気のリスクが高くなる可能性があるということが分かってきているんだそうです。

睡眠時無呼吸症候群はその多くの方がひどいいびきの症状を伴うそうなので、これにあてはまる方は注意が必要ですが、今回お話している口呼吸が睡眠時無呼吸症候群の原因になる可能性があるのは、口呼吸が低位舌と呼ばれる症状の原因になる可能性があるからです。

皆さんは普段、自分の舌の位置を意識することなんてほとんどないと思うのですが、口をしっかりと閉じて舌の位置を意識すると、舌は上の歯のすぐ後ろにあって、口の中の天井部分に軽くくっついているということが分かると思います。

これが、本来正しいとされている舌の位置なのですが、口で呼吸をするために口をぽかんとあけてみると、その舌は天井から離れてしまいますよね。このぽかん口で口呼吸をする習慣が身についてしまうと、いつの間にか舌は段々と喉の奥の方に落ち込んでしまうようになり、この症状を、低位舌と呼ぶのです。以下の画像を見ていただくと低位舌がどんなものか分かりやすいかと思います。

そして、この低位舌こそが、口呼吸を慢性化させてしまう1つの原因として指摘されています。上の画像を見ていただくと、低位舌の方は正常な方に比べ、舌によって気道がふさがれてしまい、息を吸いづらそうですよね?すると、低位舌の方はさらに息を吸いやすいように口で呼吸をする癖がついてしまうんだそうです。まさに悪循環ですね…!

そして、この低位舌の症状が特にひどくなるのが寝ている時であり、今起きている状態でも、口をあけて上を向くと、舌は何となく喉の方に落ち込んでしまうというのが分かると思います。そして、この低位舌の症状がひどくなると、寝ているときに喉に落ち込んだ舌によって呼吸が苦しくなり、その抵抗からいびきが出たり、睡眠時無呼吸症候群の症状が表れてしまうと考えられているのです。

ちなみに、この睡眠時無呼吸症候群は何となく中年の方に多い病気というイメージがある方も多いと思うのですが、子供でも発症することがあるそうです。詳しくはこちらのサイトなどを参考にしてみてください。

骨格や歯並びにまで影響を及ぼす

実は、口呼吸が小さいころから身についてしまうと、それは顔の骨格や歯並びにまで影響してくるということが分かってきています。口呼吸が骨格や歯並びにまで影響すると聞いても、いまいちピンとこないと思うのですが、実はこれにも、先ほど説明した舌の位置が大きく関係しています。

まず、先ほど舌は、上の歯のすぐ後ろにあって、天井に軽くくっついているのが正しい位置であるという話をしたのですが、そのまま唾を飲み込むと、その舌に、天井を押し返すような力が入るということが分かると思います。

実はこれがとても重要で、この舌が天井を押し返す力は、正中口蓋縫合と呼ばれる上あごのつなぎ目を押し拡げる重要な役割を担っていると考えられています。

このつなぎ目は12歳位まではまだ柔らかく、容易に広がるそうなのですが、舌の力がこのつなぎ目を広げ、上あごを正しく成長させることによって、歯が並ぶスペースが確保されることが、綺麗な歯並びを作るためには非常に重要なことなんだそうです。正中口蓋縫合は以下の写真を参考にしてください。

人は1日に2000回近くものを飲み込むといわれており、そう考えると、この力がいかに重要なものであるかということはよくわかりますよね。

また、小さい頃から口呼吸が身についてしまった方は出っ歯になりやすく、その影響から、まるで顎が無いかのような、独特な顔つきに成長してしまう可能性があることが分かってきています。この顔つきはアデノイド顔貌と呼ばれているのですが、このアデノイド顔貌については以下の記事で詳しく説明していますので、気になる方は是非ご覧になってみてください。

※アデノイド顔貌は治るの?その特徴や原因の口呼吸について解説します!

また、低位舌は上あごの成長を妨げ、出っ歯になりやすくしてしまうというだけではなく、歯と歯の間に隙間を作ってしまうこともあるんだそうです。例えば以下の写真がそうなのですが、これをみるといかに舌の位置が大事かというのがよくわかりますよね^^;低位舌が進行し、上の歯と下の歯の間でその舌が常に前歯を押すような感じになってしまうと、このような歯の生え方をしてしまうんですね。

また、低位舌の方は寝ているときに呼吸が苦しくなってしまうため、その結果横を向いて寝てしまうようになり、その影響から顔のどちらかの側面に偏って重力がかかってしまうため、これも歯並びを悪くする原因になると指摘されています。歯並びと口呼吸、及び低位舌は本当に密接な関係を持っているんですね(-_-;)

腎臓病の原因になる可能性がある

実は口呼吸は、iga腎症と呼ばれる腎臓病の発症リスクを高めてしまう可能性があるということが現在指摘されています。このiga腎症とは、体内に存在するigaと呼ばれる抗体が抗原と結合して複合体を作り、それが腎臓内部の器官の一部分に蓄積することによって、段々と腎臓が機能不全に陥ってしまう病気です。この病気は、症状が進行すると透析治療も必要になります。

口で呼吸をすることが腎臓にまで影響するってどういうこと?本当に関係あるの?と、私も最初は思ったのですが、どうやらこの話に嘘は無いようで、口呼吸が確実に関係しているという証拠は無いようですが、この患者を2000人以上診てきたという堀田さんという医師の方によると、その患者の多くにおいて慢性的な口呼吸患者において見られる特徴が観察されたということらしいのです。これはいったいなぜなのでしょうか…

詳しくは以下の記事でまとめていますので、気になる方は是非読んでみてください。

【※注意】口呼吸が腎臓病の原因に?「iga腎症」とは?…

まとめ

今回の記事では、口呼吸と免疫の機能との関連について詳しくまとめますとともに、その他口呼吸が引き起こす可能性がある様々な問題に関する情報について詳しくまとめました。

では、今回お話したような問題を避けるためにも、口呼吸はいったいどうやって改善したらいいのかという話になりますが、現在ではこの口呼吸を改善するためのグッズが多数販売されている他、その口呼吸を改善するためのあいうべ体操と呼ばれる口の体操も徐々に広まりつつあります。この体操は、先ほど画像で載せました本の表紙にも書いてありますが、今井院長が考案した方法です。

このあいうべ体操に関する情報も含め、口呼吸を改善させるための方法については以下の記事で詳しくまとめていますので、気になる方は是非一度ご覧になってみてください。

【※ストップ※】口呼吸をやめる方法とは?

今回の記事は以上になります。最期まで読んでいただき、ありがとうございました(^^)

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