【警告】原因のわからない空咳が続くのは咳喘息の症状かもしれません…

特に熱はないのに、原因のわからない空咳(乾いた咳)の症状が続いているという方は注意してください。もしかしたらその症状、咳喘息によるものかもしれません。

咳喘息とは通常の気管支喘息の一歩前の症状ともいわれるものであり、特徴的なのは長引く空咳の症状のみであるといわれています。通常の気管支喘息のように発作の症状が表れてしまうようなことは基本的にはありませんが、しっかりとした治療を行わずにそのままにしておくと、いずれ発作が起こる可能性もある気管支喘息に移行してしまうリスクが高くなるといわれています。

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気管支喘息は現在も、年間約2000人ほどの方が亡くなっている病気です。また、咳喘息、及び気管支喘息は、そのままにしておけば自然と治るような病気ではないので、このように命に係わるほど重症化してしまう前にしっかりとした治療を行うことが大切です。

今回の記事では、主に咳喘息や気管支喘息に関する様々な情報についてまとめていきたいと思います。

咳喘息とは?長引く空咳の症状がある方は要注意!

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もし特に熱の症状はないのに、常に息苦しさを感じたり、長引く空咳の症状がある場合、その方は咳喘息を患っている可能性があります。

咳喘息の症状では、特徴的なのは長引く空咳の症状のみなので、風邪の治りかけなどと勘違いをしてその発見が遅れてしまう方がたびたびいるといわれています。しかし、この咳喘息は、この時点でしっかりとした治療を行わないと、患者の約30%がいずれ発作が起きる可能性のある気管支喘息の症状に移行してしまうといわれています。

咳喘息と気管支喘息、この2つの違いはその症状の程度にあります。咳喘息の場合、特徴的な症状は空咳のみですが、気管支喘息を発症すると喘鳴や発作の症状が表れることがあります。喘鳴とは、呼吸時に聞こえるゼーゼー、ヒューヒューという音のことを言います。気管支が細くなっていることによっておこる症状で、喘息と診断するうえで重要な症状となります。

しかし、この咳喘息と気管支喘息はその症状の程度は異なりますが、その根本的な原因はどちらも同じで、これらの根本的な原因は気管支に慢性的に生じるようになってしまう炎症であるといわれています。

普通気管支で起こる炎症は、ウイルス感染が起こりそれに対抗するために見られる症状ですが、喘息を発症すると、何らかの原因によって気管支が慢性的に炎症を起こすようになってしまいます。すると、気管支がむくむため、喘息の患者は常に息苦しさを感じるようになります。また、炎症を起こした気管支は非常に敏感な状態となっているため、この気管支に何らかの刺激が与えられると、空咳がでたり、発作の症状が起こったりします。

喘息の治療法とは?

喘息はしっかりと治療を行わないと、気管支が炎症と修復を繰り返すことによって、気道の壁がどんどん厚くなるリモデリングといわれる症状が起こります。このリモデリングが起きるほど、喘息は治療が難しくなるため、喘息は何より早期発見早期治療が大切なのです。

咳喘息や気管支喘息の治療は、吸入ステロイドを用いた長期管理が基本となります。吸入ステロイドを毎日継続的に使用することによって、徐々に気管支の炎症を抑えていくのです。

もしも発作が起きてしまったときは、吸入ステロイドではなく、内服タイプの経口ステロいド薬などを用いて発作を鎮めます。喘息の治療に使われる薬のタイプには主に2つのものがあり、吸入ステロイドのように長期的に用いるものはコントローラーと呼ばれ、発作が起きた時にそれを鎮めるために使う薬はリリーバーと呼ばれます。

喘息の治療に用いられるコントローラーとリリーバーに関する詳しい情報はこちらの記事にまとめてありますので、気になる方は是非ご覧になってみてください。

コントローラーとして長期的に用いる吸入ステロイドですが、ステロイドと聞くと中には副作用があるのではないかと心配になる方もいるかと思います。

しかし、吸入ステロイドは、気管支に直接作用させることが出来るため、1回の使用量もごく少量で済みますから、副作用を心配するほどではありません。それよりも、吸入ステロイドによる治療を行わずに喘息を悪化させてしまう方が体にとっては負担が大きくなってしまいます。

しかし、もし吸入ステロイドによる治療を行い、空咳などの症状が表れなくなっても、自己判断で使用をやめてしまうのは避けた方が良いでしょう。もし使用を中止してしまったときにまだ症状が改善されていないと、また症状が表れて長期の治療が必要になってしまう可能性があります。喘息の治療は、医師とよく相談しながら進めるようにしてください。

また、もし吸入ステロイドを使用した場合は、使用後に必ずうがいをして、口内の余分な成分は洗い流すようにすることが大切です。もし喘息を実際に治療する場合は医師からも指示を受けると思いますが、このような余分な成分が残っていると、声枯れや、口内カンジダ症と呼ばれる病気を発症してしまう可能性があります。口内カンジダ症とは、口の中でカンジダ菌と呼ばれるカビの一種が繁殖してしまう病気です。

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咳喘息や気管支喘息の患者が気を付けるべきこととは?

気管支喘息の患者は発作が起きてしまうことがありますが、これは炎症を起こして過敏になっている気管支が、なんらかの原因によって刺激を受け、気管支が急激に収縮を起こすことによっておこります。こうなると、呼吸が困難になり、最悪の場合命を落としてしまうこともあるのです。

また、発作が起きた際、その症状の程度によっては入院が必要になる場合もあります。どのくらい症状がひどいと入院が必要になるのかといった情報は、こちらの記事にまとめてあります。

また、もし仮に喘息の発作の症状が起きてしまった場合は、慌てずに対処することが大切です。喘息の発作の対処法に関する情報はこちらの記事でまとめています。

喘息の患者が発作の症状を起こしたり、咳喘息の患者で空咳が止まらなくなってしまう場合は、その方はアレルギー反応を起こしている可能性が高いと思われます。アレルギー反応の際、体内ではヒスタミンやロイコトリエンといった化学物質が放出されるのですが、これらには気管支の収縮を促す作用があるのです。アレルギーの詳しいメカニズムについて気になる方は、こちらの記事をご覧ください。

そして、特に夜眠っていると空咳や息苦しさの症状がひどくなるという方は、ダニアレルギーを発症している可能性があります。実は、ダニアレルギーは現在国民の4人に1人が患っているといわれる症状であり、決して珍しいものではないんです。ダニアレルギーに関する詳しい情報は次の記事にまとめてあります。

夜の空咳はダニアレルギーが原因?寝具には数百万匹ものダニがいるということをあなたはご存知だろうか?…

また、喘息患者は、たばこの煙や運動などアレルギー以外の要因によっても症状が悪化してしまうことがあります。喘息の患者の症状を悪化させる原因に関する詳しい情報は、こちらの記事でまとめいますので、気になる方はご覧になってみてください。

また、喘息患者の中には、ロキソニンやバファリンなどの頭痛薬としてもよく用いられる解熱鎮痛剤によって重度の発作が起きてしまう方もいるといわれており、この症状はアスピリン喘息と呼ばれています。

急に解熱鎮痛剤に対して過敏な体質になってしまうこともあるため、もし大人になってから喘息を発症してしまった方は、解熱鎮痛剤を使用する際には特に注意が必要です。このアスピリン喘息の症状は解熱鎮痛剤によるアレルギー反応のようですが実際は解熱鎮痛剤が痛みを抑える際のメカニズムが大きく関係しています。アスピリン喘息に関する詳しい情報はこちらの記事でまとめていますので、気になる方は是非ご覧になってみてください。

まとめ

今回の記事では咳喘息や気管支喘息に関連する様々な情報についてまとめました。

基本的に咳喘息の患者がいきなり発作を起こしてしまうようなことはありませんが、その空咳の症状をそのままにしておくと、いずれ重症化してしまう可能性もあります。もし空咳の症状が続いている場合は咳喘息の可能性がありますので、早めに呼吸器内科などの医師に相談をするようにしてください。

今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

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