もし家の中にいると空咳の症状が出てしまうことがあるという方は、是非今回の記事を最後までご覧になってください、もしかしたらその空咳の症状は、カビによって引き起こされているものかもしれません。
カビに良い印象を持っている方はいないと思いますが、カビをそれほど気にしていないという方も中にはいるかもしれません。しかし、カビを吸い込むと、辛い空咳の症状が出たり、時にはカビの吸入が重度の肺炎につながってしまう場合もあるので、出来る限り家の中はカビの少ない環境にしておくことが大切です。
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カビが発生しやすい場所として、皆さんが1番最初に思いつくのは、お風呂場ではないかと思います。カビはお風呂場のような多湿の環境を好みますから、油断するとすぐに繁殖してしまいますね。
しかし、本当に恐ろしいのは、お風呂場ではなく、それ以外のある場所にカビが発生してしまったときなんです。今回の記事では、空咳や肺炎の原因になる、カビに関する情報についてまとめていきたいと思います。
目次
【警告】久しぶりに使うエアコン、使用する前に必ず内部にカビがないかチェックしてください!

今回題材として取り上げたカビですが、皆さんに特に注意していただきたいのが、エアコンの内部のカビです。
皆さんは、家で普段使用するエアコンの内部を、よく確認したことがありますでしょうか。もし、ちゃんとした確認をあまりしていないという場合は、一度しっかりとエアコンの内部を確認してみてください。
まだ綺麗ならとりあえず慌てる必要はありませんが、もしぱっと見ただけで黒い斑点が確認できた場合は、それはエアコンの内部に発生してしまったカビですので注意が必要です。中には、びっちりとカビが生えて内部が真っ黒になっているものもあるかもしれません。
もし、このようにカビが発生しているのに、そのままエアコンをつけてしまったらどうなるでしょうか。いうまでもありませんが、カビは風にのって部屋中に飛散し、部屋にいる人はそのカビの胞子を大量に吸い込むことになります。
すると、人によってはカビアレルギーを起こして空咳の症状、息苦しさの症状が現れたり、カビを吸い込むことによって肺炎の症状を引き起こしてしまう場合もあります。
エアコンは、カビを発生させないように、フィルターや、全面のカバーはこまめに掃除することが大切です。具体的には、2週間に1度は掃除をした方が良いといわれています。少し面倒に感じますが、このくらいこまめに掃除するとカビの発生はなるべく抑えることが出来るでしょう。
エアコンの奥の方までカビが生えてしまった場合はどうしたら良いの?…
エアコンは、そのフィルターやカバーは自分でも掃除することが出来ますが、それ以外の場所はなかなか掃除するのが大変ですよね。中までしっかりと掃除しようとすると、エアコンを分解する必要もありますから、素人がやるのは大変です。
そのため、もしエアコンを買ってからしばらくたっていて、内部までしっかりと掃除したいという場合は、業者の方にお願いするようにしましょう。多少費用は掛かりますが、慣れないことを自分でするより、プロの方にお願いする方が確実に綺麗になりますし、時間も節約できます。
もし、自分でカバーを外してみて、中までカビが生えてしまっているのが肉眼でしっかりと見えるという場合は、いうまでもなく掃除を依頼した方が良いですが、普通に使っていて、それほど汚れていないように見える場合でも、2年周期くらいで内部の掃除まで行うのが理想的だそうです。
そして、あまり汚れていないように見えるエアコンでも、実際掃除をしてみると、洗浄に使う水が真っ黒になるそうですよ。この汚れの中には、詰まったほこり以外に、カビがほぼ間違いなく含まれているでしょう。小さいお子さんがいる家庭では、特にこういったカビが飛散しないように、掃除を行った方が良いでしょう。
エアコンの掃除に関して、その費用が気になると思うのですが、6畳用のエアコンで大体1~2万円くらいが相場のようです。業者によって違いが出てくるので、自分が納得してお願いできるところを選びましょう。
そして、作業時間ですが、大体2時間弱で完了するそうです。プロがやってもこのくらいはかかるので、自分でやろうとすると大変ですね。
エアコンの掃除を依頼した場合、掃除はこのような感じで行ってくれます。これは素人がやろうとすると大変ですね…

そしてエアコンを掃除した後の水がこれです。気付かない間にエアコンの中はどんどん汚れていっているんですね。(-_-;)

皆さんも一度エアコンの中をよく見てみて、汚れていたり、カビが生えている場合は掃除をお願いするようにしましょう。そして、フィルターにもカビが生えないようにこまめに掃除を行うようにしてください(^^)
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カビを吸い込むことによっておこる肺炎とは?
ここまでに何度か触れていますが、カビを吸い込むと肺炎が引き起こされてしまう場合があります。エアコンを掃除してなるべくカビを発生させないようにした方が良い理由は、この肺炎を防ぐということがその第一の理由です。
この、カビによって引き起こされる肺炎の症状は、夏型過敏性肺炎とも呼ばれています。夏は高温多湿でカビが発生しやすく、エアコンをつける機会も多いため、この肺炎の患者が増えることがこの名前に由来しています。
この、カビの吸入によって引き起こされる肺炎を決して甘く見てはいけません。カビの吸入によって引き起こされる肺炎の症状は、高熱や辛い咳の症状を引き起こし、ひどくなると呼吸不全の原因になってしまうこともあるそうです。そうなると入院が必要になることもありますし、何より命にかかわりますので、もしエアコンをつけてみて、家族の誰かが空咳をしだした場合は注意した方が良いでしょう。
しかし、夏型過敏性肺炎の症状が現れても、それが肺炎によるものなのか、夏風邪によるものなのかすぐには分からないと思うのですが、もしエアコンのついていない部屋に行くと咳の症状が和らぐという場合はカビがその原因である可能性が高いです。医師の方に、エアコンのカビが原因かもしれないということをしっかりと伝えたうえで治療を行うようにしましょう。
まとめ
今回の記事では、エアコンの掃除の重要性や、カビが引き起こす夏型過敏性肺炎に関する情報などについてまとめました。
エアコンは、汚れていないように見えても、実は内部にはカビが沢山発生しているということもあり得ます。そのため、内部の洗浄をしばら行っていないという場合は行った方が良いでしょう。
また、フィルターは自分でも掃除できますので、特にカビが発生しやすい夏場はこまめに掃除を行うようにしましょう。
今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
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