普段、特に空咳がでるわけじゃないのに、クーラーをつけると空咳の症状が表れるという場合は注意が必要です。
一見、クーラーは外からはあまり汚れているようには見えないかもしれませんが、長年使用したクーラーの内部はとても汚れている可能性があります。
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このようなクーラーを使い続けると、クーラーから出てくる空気を吸い込むことによって、息苦しさや空咳の症状が表れることがあります。また、それだけではなく、クーラーから出てきた空気を吸い込むことによって肺炎を発症してしまうこともあるため、汚れてしまったクーラーを使い続けることはとても危険なんです。
今回の記事では、クーラーをつけると空咳がでてしまうという方のために、その原因や、クーラーを使用し続けることの危険性に関する情報についてまとめていきたいと思います。
目次
あなたの家のクーラーは大丈夫?クーラーの内部に潜む危険性とは…

あなたの家では、クーラーを定期的に掃除しているでしょうか?もし、クーラーを買ってから数年たっているのに、一度も掃除をしたことが無いという方は気を付けてください。
ここでいう掃除とは、送風口やフィルターの掃除ではなく、それ以外の内部の洗浄です。もちろん、送風口やフィルターの掃除をすることはとても重要なのですが、長年使用したクーラーは、それ以外の内部も段々と汚れてきてしまうので、2年周期くらいで掃除をした方が良いと言われています。
もしクーラーを長年掃除しないでおくとどうなるかと言いますと、クーラーの内部でカビが発生している可能性が高いです。特に夏場じめじめした日が続くと、クーラーの内部では私たちの知らない間にカビが繁殖してしまうのです。
この状態のままクーラーを使うとどうなるかというと、クーラーの送風口から、風と一緒にカビが空気中に舞うことになります。すると、部屋にいる人はもちろんそのカビを吸い込むことになりますから、アレルギーなどの症状が表れ、空咳がでたりします。
また、このカビを吸い込んでしまうと、時に肺炎の症状を引き起こしてしまうこともあるため、非常に危険なんです。クーラーから出るカビを吸い込むことによって起きる肺炎は、夏型過敏性肺炎と呼ばれており、夏場になるとその患者数が増えるといわれています。肺炎は喘息を引き起こしてしまう原因にもなりかねませんのでとても注意が必要です。もし喘息を発症してしまうと、命に係わる危険性もあるので、そうなってしまう前にしっかりとした対策を行う必要があります。
特に小さなお子さんは大人に比べて体力がありませんから、小さなお子さんがいる家庭では特にクーラーを清潔にしておくことが重要です。
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クーラーの掃除はどうやったらいいの…?
クーラーの送風口や、フィルターは自分でも掃除することが出来ますが、クーラーの内部の掃除は、分解をしなければならないため、なかなか素人が自分でやろうとすると大変です。
そのため、クーラーの内部洗浄はプロの方にお任せしましょう!
クーラーの内部洗浄を行うとなるとその費用が気になると思いますが、現在、クーラーの洗浄は、クーラーのタイプにもよりますが、大体1万円から2万円ほどで行ってくれるようです。業者によってはもっと安く行ってくれるところもあるそうですが、そのあたりはご自分で吟味をして安心できるところにお願いするのが良いでしょう。
では、実際にクーラーの洗浄はどのようにして行うのか、大体の流れとしては、まず、クーラーを分解して、バキュームなどを使ってほこりを除去します。
その後高圧洗浄を行い、水を使ってすすぎ、ほこりを落とします。その後、部品を綺麗にふいて、それらに抗菌、抗カビ処理を施す、というのが大体の流れのようです。
実際のクーラーの掃除風景は次のようになります。これは自分でやろうとするとなかなか大変ですね。

そして、掃除を行って、出てきた水がこちらになります。クーラーを放置すると内部がどのくらい汚れてしまうのかということが分かっていただけるかと思います。

このように汚れてしまったクーラーから出てくる風が綺麗なはずがありません。安心して暮らすためにも、クーラーの内部は2年周期くらいで掃除を行った方が良いでしょう。
特にクーラーが汚れているわけではないのに、クーラーの効いた部屋にいると空咳や鼻水が出てしまうという方はこちらをご覧ください…
もし、クーラーを購入したばかりだという方や、クーラーを掃除したばかりなのに、クーラーがついている部屋に来ると、鼻水やくしゃみ、そして空咳などの症状が表れてしまうことがあるという場合、その症状は寒暖差アレルギーと呼ばれるものかもしれません。
この寒暖差アレルギーとは、その名の通り、温度の変化が激しい場所に身をおくと、アレルギーのような症状が表れてしまうもので、クーラーだけではなく、温度変化の激しい季節の変わり目にもこのような症状が表れることがあるそうです。
通常、人の体はある程度の温度変化には耐えられるように出来ているのですが、その温度変化が7度を超えてくると、自律神経が乱れ、空咳、くしゃみなどのアレルギーのような症状が表れてしまうそうです。
このように体の調子が乱れることは、感染症などを発症しやすくなる原因にもなりかねないので、クーラーの温度はあまり急激には下げないようにしましょう。
まとめ
今回の記事では、クーラーをつけると空咳の症状が表れてしまうという方のために、その原因や対策に関する情報をまとめました。
特に空咳などの症状が出ないという方も、長年掃除をしていないクーラーを使用し続けていると、そのうち急に肺炎の症状が表れてしまう可能性もあります。そうなる前に、しばらく掃除をしていない場合は一度専門の業者の方に掃除をしてもらうようにしましょう。
今回の記事は以上にあります。最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
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