【注意】タバコを吸うと空咳がひどくなる方へ…

最近空咳(乾いた咳)の症状がよく表れ、タバコを吸うとその症状がひどくなるというということはありませんか?もしそのような症状がある場合、ある病気を発症している可能性があります。

特に熱があるわけでもないのに、息苦しさや空咳の症状が一週間以上続いているという場合、その症状は気管支喘息によるものかもしれません。気管支喘息とは、気管支が炎症を起こすことにより、わずかな刺激にさえも敏感に反応して空咳や発作などの症状が表れてしまうのが特徴的な疾患です。

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喘息は子供に多い病気という認識の方もいるかもしれませんが、近年大人になってから喘息を発症してしまう方は増加傾向にあるといわれています。そして、この喘息はタバコの煙によって悪化するといわれていますので、最近タバコを吸うと急に苦しくなるという方は注意が必要です。

今回の記事では、タバコを吸うと空咳がでてしまうという方のために、その原因に関する情報や、そもそもなぜタバコは体に悪いといわれるのかといった情報について詳しくまとめていきたいと思います。

気管支喘息とは?タバコを吸うと苦しくなる方は要注意!

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気管支喘息とは、何らかの原因によって気管支に慢性的に炎症が生じるようになってしまう疾患です。普通気管支の炎症は、気管支にウイルスが感染した時などにそれに対抗するために見られる症状ですが、気管支喘息の患者は特にウイルスなどが感染していなくても気管支が慢性的に炎症を起こしてしまうようになってしまいます。

そして、このように気管支が慢性的に炎症を起こすようになってしまうと、気管支の壁はこの炎症の影響によってむくんだ状態となり、気道が狭くなるため息苦しさを感じるようになります。また、炎症が起きた気管支は非常に敏感な状態となっているため、ここに何らかの刺激が加わると、その影響によって気管支が急激に収縮し、呼吸が出来なくなることがあります。これが、喘息患者が発作を起こしてしまうメカニズムになります。

気管支喘息の症状を悪化させてしまう原因には実に様々なものがあります。花粉やダニによるアレルギー反応、辛いものや冷たいものによる刺激、そして今回お話するタバコの煙も気管支に刺激を与える原因となります。また、中にはロキソニンやバファリンなどの頭痛薬によって発作が引き起こされてしまう方もいます。

喘息の症状を重症化させる原因に関する詳しい情報はこちらの記事でまとめていますのでよろしかったら、ご覧になってみてください。

また、気管支喘息の患者は発作が起きるということを先ほど書きましたが、気管支喘息の患者では喘鳴と呼ばれる症状がたびたび見られます。喘鳴とは、気管支が細くなっていることによって見られる症状で、呼吸をすると聞こえるゼーゼー、ヒューヒューという音のことを指します。もしこのような症状が見られた場合にはすぐに呼吸器内科の医師などに相談をした方が良いでしょう。

また、もしこのような喘鳴の症状は見られず、しばらくの間空咳の症状のみが続いているという場合、その方は咳喘息という診断を受けるかもしれません。咳喘息とは、先ほど説明した気管支喘息の一歩前の症状とも言われているものであり、発作や喘鳴の症状が起こることは基本的にはなく、特徴的なのは長引く空咳の症状のみであるといわれています。

喘息や咳喘息などの症状は、特に感染症にともなって発症するケースが多いといわれています。ここで問題となるのは、咳喘息の場合特長的な症状は長引く空咳のみなので、それを風邪の治りかけと勘違いをして発見が遅れてしまうことがあるということです。このように、風邪をひき、熱はひいたのに、空咳の症状だけがいつまでも治まらないので検査を受けたところ咳喘息と診断されたというケースは多いといわれています。

この咳喘息は症状が通常の気管支喘息に比べて軽いだけで、その原因はどちらも気管支に慢性的に生じるようになってしまう炎症です。この炎症は放っておけば治るものではなく、むしろしっかりと治療をしないと悪化してしまうので注意が必要です。実は、このように炎症を起こした気管支は、そのままにしておくと炎症と修復を繰り返すリモデリングといわれる現象を起こし、これが起こると気管支の壁がさらに厚くなり、気道が狭くなるので、治療が難しくなるといわれています。

そして、咳喘息は気管支喘息の一歩前という話をしましたが、この咳喘息の患者も、治療をしないといずれ通常の気管支喘息の症状に移行してしまう可能性があるといわれています。もし、空咳の症状が続いている場合は早めに検査を受けた方が良いでしょう。

喘息の治療は吸入ステロイドなどの抗炎症作用のある薬を使用し、少しずつ時間をかけて炎症を抑えていくことが基本となります。喘息の治療薬に関する詳しい情報は次の記事でまとめています。

喘息の治療に使われる薬に関する情報を知りたい方はこちらをクリック…

喘息は一度発症するとなかなか完治させるのが難しい病気ですが、治療をしっかりと行えば間違いなく症状は改善されます。私も2年ほど前に喘息を発症しましたが、今では薬を用いることなく以前と同じような生活が送れるようになりました。

また、喘息に関する詳しい情報を知りたい方は、こちらの記事も是非あわせてお読みになってみてください。

喘息の治療における入院の必要性について…

喘息の発作が表れた際の対処法とは…

どうしてタバコは体に悪いの?

タバコは体に悪い、というのは世間一般的にほとんどの方が抱いていらっしゃる考えだと思います。ではどうしてタバコは体に悪いのか、タバコを吸うにあたってはそれがどのようなものなのかということはしっかりと認識をしておいた方が良いと思います。

タバコが体に悪いという人の大半は、タバコを吸うとがんになりやすいからという考えを持っていると思います。この意見について言えることとしては、タバコを吸うと間違いなく将来的にがんになるということではありませんが、確かにタバコには発がん性物質が含まれていますので、可能性的にがんになる確率は高くなると思われます。では、この発がん性物質とはいったいどのような性質をもった物質なのでしょうか?

まず、タバコの煙にはニコチンやタールなどが含まれているということは皆さんご存知だと思います。しかし、実はこれら以外にも、タバコの煙には実に4000種類もの化学物質が含まれているということが、厚生労働省の調査によってわかっています。これら4000の化学物質はタバコの煙の重量の約95%を占めるそうです。あの白い煙の中には、これだけの化学物質が含まれているのですね。

そして、これら約4000の化学物質のうち、発がん性作用のあるものは50種類以上あるといわれています。その中には、先ほども言いましたタールも含まれているのですが、特にニトロアミンと呼ばれる化学物質には強力な発がん性作用があるといわれています。

そして、この発がん性物質とは、正常な細胞を自己的に増殖する細胞に変異させてしまう物質のことを言います。これを説明するために、そもそもがん細胞とはなんなのか詳しく説明したいと思います。

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がん細胞とは?

私たちの体の中では、日々古くなった細胞が新しい細胞に置き換わる活動が行われています。これは皆さんもご存知のことではないかと思います。しかし、この正常な細胞は何の制限もなくただ新しいものに変わるのではなく、その数が増えすぎることがないように慎重に増殖が行われているのです。

しかし、何らかの原因によってこの正常な細胞に変異が起きると、この数の制限を無視して、自己的に増殖をし始めるような細胞が出来てしまいます。この細胞ががん細胞と呼ばれるものです。

このがん細胞はその後、周りの細胞をどんどんがん細胞に変え、リンパ液や血液にのって体を巡り、様々な場所でがん細胞を増やすことによってその活動領域を広げていきます。これがいわゆる転移と呼ばれる現象です。

しかし、がん細胞は、1つできたら必ずしも大きな腫瘍にまで発展するわけではありません。実は、健康な方でも普段体の中では数千個ほどのがん細胞が毎日存在しているといわれています。

しかし、このがん細胞はほとんどのものが出来てすぐに免疫細胞に殺されてしまいます。この免疫細胞の働きによって私たちはがんが増殖しないように守られているのです。

しかし、タバコを吸うことによって発がん性物質を体に取り入れるとどうなるのかというと、タバコを吸う人は健康な方に比べてたくさんのがん細胞が体の中で作られる可能性があります。

もし、このようにしてたくさんのがん細胞が作られるようになってしまうと、いずれ免役細胞はすべてのがん細胞を殺しきれないようになり、この免疫細胞の目をかいくぐるがん細胞が表れ始めます。

すると、このがん細胞はひそかに仲間を増やし、いずれ悪性腫瘍として発見されるのです。これが、発がん性物質によってがんができる仕組みです。

タバコはストレス解消に良いは嘘?タバコをやめた人が語る真実とは?

タバコを吸う人になぜタバコを吸うのか尋ねたら、ほとんどの方がストレスの解消につながるからということを答えると思います。しかし、実際に喫煙をやめた方の話の中で気になる意見がありましたので、最後にそちらについてまとめたいと思います。

その方の話では、タバコをやめてわかったのは、それまでタバコを吸いたいという衝動こそがストレスの原因になっていたということだそうです。いわれてみればそんなことかと思うかもしれませんが、これが本人にとってはとても大きな発見だったそうです。

タバコを長年吸っている方にとっては、それをやめるというのはなかなかつらいものがあるかもしれません。それに、別にタバコを吸うこと自体は違反でもなんでもないので、特にやめなさいなどということを言うつもりはありません。

しかし、もし今回のように、タバコを吸うと空咳の症状が表れたり、胸が苦しくなったりして、健康被害が表れ始めたら、タバコを控えるには良い機会かもしれません。何事も上手に付き合っていくことが大切ですね。

まとめ

今回の記事では、タバコを吸うと空咳の症状がひどくなる方に考えられる喘息の症状についてまとめました。

もし、タバコを吸うと空咳や息苦しさがひどくなる方は、発作などの症状が出てしまう前に、医師に相談をするようにしましょう。

今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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