【警告】血痰が絡む咳や空咳は危険な病気のサインかも…

もし咳が出た時に血痰が出た場合、その血痰は重症化すると命に係わるような病気が原因となって出ている可能性があります。

と言っても、血痰が全て重大な病気によるものというわけではないので、決して深刻にはとらえないでください。普通の風邪でも血痰が出てしまうことはよくあります。

私もつい先日風邪で唾も飲めないほど喉が荒れてしまったのですが、その時には血のすじが入った血痰がでました。このように、喉が炎症を起こしてしまったときというのは、血痰がでるのも珍しいことではありません。

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しかし、もし血痰が出た場合は、血痰が症状として挙げられるような重大な病気について、それを発症している可能性を考えることはとても大切です。もし本当にその血痰が何か重大な病気によるものである場合には、そういった自己意識を持つことが早期発見につながるかもしれません。

また、熱の症状を伴わず、痰がでないような空咳の症状がしばらく続いているという場合、咳以外に目立った症状がないからと言って放置してしまうのは危険です。実は、特徴的なのは空咳の症状だけでも、治療をしないと重症化してしまう可能性のある病気もあるのです。

そこで今回の記事では、血痰を伴うような咳や、空咳などの症状が特徴的な病気に関する情報について、詳しくまとめていきたいと思います。

血痰の原因とは?血痰の症状が表れる可能性がある病気はこちら…

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血痰とは、痰の中に血の線が入っていたり、全体的に赤黒いような痰のことをいいます。

血痰が出るということは、当たり前ですが痰が通るどこかで出血しているということになります。ただ、こう聞くと、血痰は何か怖い病気が原因で出ているのではないかと思う方もいるかもしれません。

しかし、確かに血痰は重症化すると命に係わるような病気の症状として表れることもあるようですが、必ずそういった病気が原因であるというわけではないので、まずはそれほど深刻には考えないでください。

具体的なことを申しますと、血痰が出た場合、まずその原因の40%は上気道炎、つまり風邪であるといわれています。また、残りのうちの40%は原因が分からないもので、特にひどくなることもないまま次第に症状が改善されていくといわれています。

そうしますと、つまり、残りの20%が風邪以外で血痰の症状が挙げられる病気ということになります。パーセンテージはあくまで目安です。つまり、ここで言いたいのは血痰が必ずしも深刻な病によるものではないということです。

しかしながら、中には血痰の症状が表れ、重症化につながるような病もあります。もし血痰の症状が表れた時のために、これらの病気に関する予備知識を持っておくことは大切ですね。

風邪以外で、血痰の症状が挙げられる病気には次のようなものがあります。

肺結核

血痰の症状が見られる病気として、まず肺結核が挙げられます。

肺結核は以前は発症すると多くの方が命を落としてしまう病気でしたが、今は治療法が確立されており、早期に発見され、しっかりとした治療を行えば治る病気です。しかし、それでもいまだ年間2000人近い方が肺結核によって命を落としており、決して過去の病気というわけではないという認識を持っておくことは大切です。

肺結核を発症した場合、血痰の症状や熱の症状が表れます。市販の風邪薬などでは効果がないため、風邪薬を飲んでも一向に症状が改善されないという場合は肺結核の症状を疑った方が良いかもしれません。

もし肺結核を発症し、咳とともに結核菌が排出されていること(排菌)が確認された場合は入院治療が必要になります。肺結核は治る病気にはなりましたが、その症状を完全に治すには時間がかかり、通常、入院は2か月ほどかかり、入院後も4か月ほど薬による治療が必要になります。

結核菌は、感染=発症ではなく、感染しても発症に至るのはそのうちの2割ほどであるといわれています。免疫が低下していると発症してしまうリスクが高くなるようですので、免疫が低下しないように規則正しい生活を送るようにしましょう。

肺炎

血痰の症状が見られる病気として、肺炎も挙げられます。肺炎は現在死因の第3位に挙げられる病気であり、特にお年寄りは重症化しやすい傾向にあるため、早めの対策が大切です。

この肺炎という病気は、肺に何らかの菌が感染して引き起こされる症状であり、肺炎と一口に言っても、その原因菌としていくつかのものが挙げられます。

まず、肺炎の中で最も患者が多いのが、肺炎球菌による肺炎です。血痰や辛い咳の症状が表れ、38度以上の高熱が続くといわれています。一般的な肺炎はこの肺炎球菌によるものがほとんどです。

しかし、中には肺炎球菌以外の菌による肺炎もあり、その例としてはマイコプラズマ肺炎やクラミジア肺炎などが挙げられます。これらは、同じ肺炎という病気であってもその症状には違いがあります。

マイコプラズマ肺炎やクラミジア肺炎に関する詳しい情報は別の記事で詳しくご紹介しています。よろしかったらご覧になってみてください。

マイコプラズマ肺炎に関する情報を知りたい方はこちらをクリック

クラミジア肺炎に関する情報を知りたい方はこちらをクリック

肺がん

血痰の症状が表れる病気として肺がんも挙げられます。

肺がんは、初期の段階ではあまり自覚症状が表れないのですが、症状が進行してくるにつれて、咳や熱、血痰、胸部、背部の痛みなどの症状が表れてくるようです。

ただ、もちろん血痰が出たからと言って、それが肺がんによるものであると決まったわけではありません。しかし、予備知識として、もし胸のあたりに痛みが生じ、血痰や辛い咳の症状が表れた場合は肺がんの可能性もあるということを覚えておくことが、早期の対応につながるのではないでしょうか。

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息苦しい、空咳が続く、これらの症状を放っておくのは危険です!

もし、熱はないのに何となく息苦しいという日が続いており、空咳の症状が治まらないという場合、熱がないからと言ってその症状を放置してしまうのは危険です。その症状、もしかしたら喘息かもしれません。

喘息は比較的有名な病気ですが、中には子供に多い病気であるという認識を持っている方もいるかもしれません。しかし、これは決して子供だけの病気ではなく、大人になってから急に発症することもあります。というより、実は近年では、その大人の喘息患者が増加傾向にあるといわれているのです。

また、喘息は大人の方が重症化しやすい傾向にあるといわれています。喘息は、現在その治療法は進歩してきてはいますが、急に発作が起きてしまうと、呼吸困難に陥り、命を落としてしまうこともある注意すべき呼吸器疾患です。なんと、現在でも、喘息によってなくなる方は年間2000人近くもいるのです。

喘息は発作が起きる病気というイメージが強いのではないかと思いますが、正確には、気管支に慢性的に炎症が生じてしまう病気です。普通炎症というのはウイルスが感染した時などに生じる免疫反応ですが、喘息の患者では気管支において白血球の増加が見られ、慢性的に炎症を起こした状態になってしまうと考えられています。そして、この炎症を起こした気管支では、気管支の壁がむくみ、空気の通りが悪くなるため、息苦しさの症状が表れてしまうのです。

また、炎症を起こした気管支は非常に敏感な状態となっているため、アレルギー反応などが起きると、その刺激によって気管支が急激に収縮を起こすことによって発作の症状が表れてしまいます。

このように重症化しないためにも、喘息は早期発見早期治療が大切です。喘息は吸入ステロイドや気管支拡張剤などによる自宅での治療が基本になりますが、症状の程度によっては入院が必要になることもあります。喘息の治療に使われる薬に関する情報や、入院の必要性に関する情報は別の記事で詳しくまとめていますのでよろしかったらご覧になってみてください。

喘息の治療における入院の必要性について気になる方はこちらの記事をご覧ください

喘息の治療に使われる薬に関する情報を知りたい方はこちらの記事をご覧ください

喘息は特に感染症に伴い発生し、熱が引いたのに咳の症状だけがいつまでも治まらないので検査を受けたところ喘息と診断されたというケースが多いようです。

しかし、急に発症してしまうこともあるので、息苦しさや空咳の症状がある場合にはなるべく早めに呼吸器内科の医師などに相談をするようにしましょう。

まとめ

今回の記事では、血痰の症状がある場合に考えられる病気や、空咳から始まる喘息に関する情報についてまとめました。

血痰は必ずしも重い病気によって引き起こされているというわけではありませんが、血痰が出た場合はそういった病気である可能性があるという認識は是非持っておいてください。

また、今回の記事では、肺結核や肺炎などの感染症に関するお話をしましたが、こういった感染症の原因になる、「細菌」や「ウイルス」とはいったい何なのか、ということは以下の記事で詳しくまとめています。実はこの細菌とウイルス、どちらも感染症の原因になりますが、その性質は全く違うんです。

【ストップ】長引く咳は細菌感染症が原因かも!細菌とウイルスの違いや抗生物質に関する情報はこちら…

きっと面白い話だと思いますので、よろしかったら是非読んでみてください(^^)

今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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