高齢者の空咳には要注意!日本人の死因第3位をご存知ですか?…

もし高齢者の方で空咳の症状が続いている場合、それを年齢によるものなどと自己判断をせずに、なるべく早めに医師に相談するようにしてください。

高齢者に限らず、空咳の症状が続いているという場合は、肺炎を発症している可能性があります。

厚生労働省の調査によりますと、平成26年度の日本人の死因の第3位は肺炎であるとされており、その数はおよそ12万人とされています。特に肺炎は高齢者が発症してしまった場合非常に亡くなりやすい病気です。近年では高齢者が増えてきた影響によって肺炎による死者数も増え、とうとう日本人の死因の第3位になるまでになってしまいました。

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肺炎は、その原因菌は1つではなく、菌が異なると症状も変わってきます。自覚症状があまり表れにくいものもあるため、特に高齢者の場合は気付いたら重症化してしまう可能性もあるため気をつけなければなりません。

今回の記事では、特に高齢者の方が重症化しやすい肺炎に関する情報についてまとめていきたいと思います。

肺炎において、高齢者と高齢者以外での症状の違いとは?

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肺炎は特に高齢者が重症化しやすい病気ですが、実は高齢者と高齢者以外とでは、肺炎を発症しているときの症状に違いがあるといわれています。

まず、一般の方が肺炎を発症してしまった時、多くの場合熱の症状が表れますが、高齢者では熱が出ないことがあるといわれています。また、熱だけではなく、高齢者の方は感染症によく見られる咳や痰の症状も表れにくくなるといわれています。

この理由として、高齢者になると体の機能が低下しているということが挙げられます。熱や咳、痰は体の免疫が正常に働いているという証拠でもあるので、体の機能が低下している高齢者ではこのような初期症状もないことも多く、これが高齢者において肺炎の発見が遅れて重症化につながる原因でもあります。

高齢者が肺炎を発症して目立った症状などがない場合、食欲不振などの症状を訴えることが多いようです。もし高齢者の方がご家族にいる方で、その方が急にご飯を食べなくなってしまったら早めに病院に連れて行ってあげるようにしてください。

高齢者の空咳には要注意!肺炎の原因菌の違いによる症状の違いとは?…

肺炎と一口に言っても、実はその原因菌は一つだけではありません。もともと高齢者は肺炎を発症してもなかなか症状が表れないことがあるということは先ほど説明しましたが、中には、高齢者以外でも、熱などの症状が表れないまま症状が進行してしまう肺炎もあります。そこで、肺炎の原因菌の違いによってその症状にどのような違いが生じるのか説明したいと思います。

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最も多いのは肺炎球菌性肺炎!

肺炎のなかで最も多いのが肺炎球菌による肺炎球菌性肺炎です。

この肺炎球菌は実は非常にありふれた細菌であり、健康な方でも痰などを検査するとその半数でこの細菌が見つかるそうです。普段は悪さをしないのですが、免疫が低下していたりすると発症につながります。

発症した場合は、痰が絡む咳や発熱、そして胸膜炎が生じている場合は胸に痛みが生じます。高齢者の場合は重症化しやすいですので早めの治療が大切です。

また、肺炎球菌には予防接種がありますので、高齢者の方は特にこの予防接種を受けておくことをお勧めいたします。また、高齢者以外の方もできれば予防接種を受けておくと良いでしょう。

空咳がでる場合は2つの原因菌が考えられます!

空咳とは、痰が絡まないような乾いた咳の症状のことを言います。肺炎球菌性肺炎の場合は痰が絡む咳の症状が表れることが多いのですが、その他の菌によって肺炎が引き起こされると、空咳が特徴的な症状として表れることがあるそうです。空咳の症状を引き起こす原因菌として知られるのは主に次の2つです。

マイコプラズマ

マイコプラズマ菌の感染による肺炎は、発症すると空咳の症状が続くことが特徴的であるといわれています。このマイコプラズマ肺炎は小さい子供から高齢者まで幅広い世代で発症する可能性がありますが、特に10歳くらいまでの子供に多い感染症として知られています。

発症すると、初期症状として熱や寒気の症状が表れ始め、次第に空咳の症状が現れ始めるといわれています。もし空咳の症状が出始めた場合はマイコプラズマ肺炎の可能性がありますので、特に高齢者は重症化につながる可能性もありますので早めに対策をとるようにしてください。

マイコプラズマ肺炎に関する詳しい情報は別記事で解説していますので、よろしかったらご覧になってみてください。

子供に多いといわれるマイコプラズマ肺炎に関する情報を知りたい方はこちらの記事をご覧ください

クラミジア

クラミジアは性病の原因として認識されている方も多いのではないかと思いますが、主にクラミジアニューモニエと呼ばれる種類のものは肺炎を引き起こすことがあるといわれています。

クラミジア肺炎を発症した場合、その特徴的な症状として空咳の症状が続くといわれているのですが、クラミジア肺炎は熱が出ないことがある肺炎としても知られています。そのため、発見が遅れてしまうことがたびたびあるそうです。

発見が遅れてしまうと、特に小さい子供や高齢者は重症化につながる可能性がありますので、空咳がでている場合は様子を見るのではなく早めに医師に相談するようにしてください。

クラミジア肺炎に関する詳しい情報はこちらの記事にまとめてあります。

まとめ

今回の記事では、高齢者で特に多い死因として挙げられる肺炎に関する情報についてまとめました。

肺炎はその原因菌によって、熱がでたりでなかったり、痰が絡むような咳がでたり、空咳がでたりと、その症状に違いが生じます。肺炎は若い方の場合はしっかりと治療を行えば治る病気ですが、高齢者の場合は発見の遅れが文字通り命取りになってしまう可能性もありますので気を付けなければなりません。

そして、特に高齢者の場合は、体の機能の低下によって、咳や痰などの症状が表れない場合があります。そのため、高齢者の方が一緒に暮らしている家庭では、他の家族の方がその高齢者の方の異変に気が付けるよう、特に乾燥する季節などは注意してあげてください。

今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

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