花粉症で鼻づまりが起きる方へ…【口呼吸】に注意してください!

現在、国民の4人に1人は花粉症とも言われていますが、かくいう私も小さいころから花粉症で、毎年3月くらいから鼻水や鼻づまり、目のかゆみに悩まされてきました。

2015年ころに16歳までの子供約2600人を対象に行われた調査では、その3人に1人は花粉症の症状に悩んでいるということが分かったそうで、花粉症の症状がある方は年々増加していると言います。

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この記事をご覧になってくださっている方は花粉症の方が多いのではないかと思いますが、花粉症って本当につらいですよね(-_-;)…。特に3月の終わりころは鼻水がだらだら出てくるのに、鼻づまりがひどくて鼻もすすれないなんてこともあります。

ティッシュは何箱使うんだという勢いで消費していますし、体はだるくてもう本当に外に出たくなくなってしまいます。花粉症じゃない人が本当にうらやましいです…。

私と同じように、特に春から夏先にかけての時期に花粉症に悩む方は多いと思うのですが、この時期に是非皆さんに気を付けてほしいのが、鼻づまりの息苦しさから始まってしまう口呼吸です。

この口呼吸をその時期にだけ仕方なくしてしまうならまだしも、それが癖になってしまい、花粉症の時期を過ぎてもずっとしてしまうようになると、実はそれは様々な健康上の問題を引き起こす原因になってしまう可能性があるんです。

大げさな、と感じる方も多いかもしれませんが、特に今小さいお子さんがご家庭にいらっしゃる方は、是非この記事を最後まで読んでみてください。今回の記事では、口呼吸によって引き起こされる様々な問題に関する情報について詳しくまとめていきたいと思います。

花粉症で鼻づまりが起きる方は要注意!口呼吸はどうしていけないの?

花粉症の時期、なんといってもつらいのが鼻水や鼻づまりの症状ですよね。鼻をかんでもかんでも鼻水が出てきてしまいますし、そもそも、鼻づまりがひどいせいで鼻がしっかりとかめない時もあります。

また、鼻づまりがひどいせいで、鼻水が出てくるのに鼻をすすることができないという時もありますよね(-_-;)こういった悩みを抱えている方はきっと多いと思うのですが、その鼻づまりのせいで、鼻からは呼吸をすることさえままならないという方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

私も本当につらい日は薬を飲んで症状を抑えたりしますが、あまり薬に頼りすぎたくありませんし、薬を飲んでいても鼻づまりなどの症状がつらい日もあります。しかし、こういった鼻づまりの症状から口呼吸が誘発されてしまい、それが慢性的なものとして身についてしまうと、それは様々な問題を引き起こす原因になってしまう可能性があるので注意が必要なんです。

特に、小さいころからこの口呼吸が身についてしまうと、それは顔の成長にまで影響を及ぼす可能性があるということが分かってきています。これははたしてどういうことなのか、まずは、口呼吸が引き起こすとされる様々な問題に関する情報についてご紹介していきたいと思います。

1:感染症の発症リスクを高める

まず、口呼吸が慢性化してしまっている方は、鼻呼吸をしている方に比べて、感染症にかかるリスクが高くなるといわれています。

そもそも、口と鼻はどちらも呼吸ができる器官ではあるのですが、その本来の役割にはちゃんと違いがあり、鼻には、繊毛や粘液で異物を取り除くことで、空気をある程度綺麗にするフィルターとしての働きがある他、冷たい空気を加湿して温かい状態にしてから肺の方へ送る役割を担っています。

一方、口で呼吸をすると、冷たい空気を異物を多く含んだまま吸い込んでしまうようになるため、その影響から自然と感染症を発症するリスクは高くなってしまうそうです。

2:口臭や歯周病の原因になる

口呼吸が慢性化してしまうと、口臭が強くなったり、虫歯や歯周病がひどくなる可能性があるとされています。これは口呼吸によって口内が乾燥し、口内細菌の繁殖を抑える役割を担う唾液が不足してしまうのがその原因です。

知らない方も多いかもしれませんが、私たちの口内には、実に300種類もの細菌が存在しているといわれています。ただ、こういった細菌も普段は唾液の自浄作用によってその繁殖が抑えられているわけですが、口呼吸が慢性化してしまうと、乾燥した環境を好む細菌はここぞとばかりに増えてしまい、結果細菌の塊であるプラークなどもできやすくなって、これが歯周病や口臭の原因になってしまうのです。

3:睡眠時無呼吸症候群の原因になる

睡眠時無呼吸症候群とは、その名前の通り、睡眠中に息ができなくなり、10秒以上の無呼吸を何度も何度も繰り返してしまう病気です。中には、1分以上も呼吸が止まってしまう方もいるそうです(-_-;)

この病気の方は、無呼吸の影響から何度も夜中に脳が起きてしまうため、結果十分な休養が取れず、昼間に眠気が表れてしまうのがその主な症状として知られています。

しかし、この病気が近年注目されている理由はそこではなく、実はこの病気は、症状をそのままにしておくと、脳血管障害高血圧心不全などの重大な病気のリスクが高くなる可能性があるということが分かってきているんだそうです。

睡眠時無呼吸症候群はその多くの方がひどいいびきの症状を伴うそうなので、これにあてはまる方は注意が必要ですが、今回お話している口呼吸が睡眠時無呼吸症候群の原因になる可能性があるのは、口呼吸が低位舌と呼ばれる症状の原因になる可能性があるからです。

皆さんは普段、自分の舌の位置を意識することなんてほとんどないと思うのですが、口をしっかりと閉じて舌の位置を意識すると、舌は上の歯のすぐ後ろにあって、口の中の天井部分に軽くくっついているということが分かると思います。

これが、本来正しいとされている舌の位置なのですが、口で呼吸をするために口をぽかんとあけてみると、その舌は天井から離れてしまいますよね。このぽかん口で口呼吸をする習慣が身についてしまうと、いつの間にか舌は段々と喉の奥の方に落ち込んでしまうようになり、この症状を、低位舌と呼ぶのです。

そして、この低位舌の症状が特にひどくなるのが寝ている時であり、今起きている状態でも、口をあけて上を向くと、舌は何となく喉の方に落ち込んでしまうというのが分かると思います。そして、この低位舌の症状がひどくなると、寝ているときに喉に落ち込んだ舌によって呼吸が苦しくなり、その抵抗からいびきが出たり、睡眠時無呼吸症候群の症状が表れてしまうと考えられているのです。

4:骨格や歯並びにまで影響を及ぼす

実は、口呼吸が小さいころから身についてしまうと、それは顔の骨格や歯並びにまで影響してくるということが分かってきています。口呼吸が骨格や歯並びにまで影響すると聞いても、いまいちピンとこないと思うのですが、実はこれにも、先ほど説明した舌の位置が大きく関係しています。

まず、先ほど舌は、上の歯のすぐ後ろにあって、天井に軽くくっついているのが正しい位置であるという話をしたのですが、そのまま唾を飲み込むと、その舌に、天井を押し返すような力が入るということが分かると思います。

実はこれがとても重要で、この舌が天井を押し返す力は、正中口蓋縫合と呼ばれる上あごのつなぎ目を押し拡げる重要な役割を担っていると考えられています。

このつなぎ目は12歳位まではまだ柔らかく、容易に広がるそうなのですが、舌の力がこのつなぎ目を広げ、上あごを正しく成長させることによって、歯が並ぶスペースが確保されることが、綺麗な歯並びを作るためには非常に重要なことなんだそうです。正中口蓋縫合は以下の写真を参考にしてください。

人は1日に2000回近くものを飲み込むといわれており、そう考えると、この力がいかに重要なものであるかということはよくわかりますよね。

また、小さい頃から口呼吸が身についてしまった方は出っ歯になりやすく、その影響から、まるで顎が無いかのような、独特な顔つきに成長してしまう可能性があることが分かってきています。この顔つきはアデノイド顔貌と呼ばれているのですが、このアデノイド顔貌については以下の記事で詳しく説明していますので、気になる方は是非ご覧になってみてください。

※アデノイド顔貌は治るの?その特徴や原因の口呼吸について解説します!

5:腎臓病の原因になる可能性がある

まだあるのかよ!と思ってしまいますが、実は口呼吸は、iga腎症と呼ばれる腎臓病の発症リスクを高めてしまう可能性があるということが現在指摘されています。このiga腎症とは、体内に存在するigaと呼ばれる抗体が抗原と結合して複合体を作り、それが腎臓内部の器官の一部分に蓄積することによって、段々と腎臓が機能不全に陥ってしまう病気です。この病気は、症状が進行すると透析治療も必要になります。

口で呼吸をすることが腎臓にまで影響するってどういうこと?本当に関係あるの?と、私も最初は思ったのですが、どうやらこの話に嘘は無いようで、口呼吸が確実に関係しているという証拠は無いようですが、この患者を2000人以上診てきたという堀田さんという医師の方によると、その患者の多くにおいて慢性的な口呼吸患者において見られる特徴が観察されたということらしいのです。これはいったいなぜなのでしょうか…

詳しくは以下の記事でまとめていますので、気になる方は是非読んでみてください。

【※注意】口呼吸が腎臓病の原因に?「iga腎症」とは?…

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もしかしたら自分は口呼吸かもしれないと感じる方へ…口呼吸の改善方法はこちら!

普段、ぼーっとしてるときに口呼吸をしてしまっている時があるという方や、夜中のいびきを指摘されたことがある方は要注意です。もしそういった症状をそのままにしておくと、いずれ先ほど説明したような様々な問題が引き起こされてしまう可能性があります。

そこで最後に、この口呼吸を改善するための方法についていくつかご紹介していきたいと思います。

起きている時の口呼吸改善方法:ガムを噛む

まず、起きているときに口呼吸をしてしまうという方に医師の方から勧められている改善方法が、ガムを噛むという方法です。確かに、普段ボーっとしているときに口をあけてしまうという方でも、ガムを噛んでいる時は自然と口は閉じられ、鼻呼吸になりますよね。

また、このガムを噛むことは低位舌の解消にもつながるといわれている他、キシリトール入りのガムを噛むことは歯の健康にもつながりますので、とてもメリットの多い改善方法なんです。いびきをかきやすく、低位舌になっているかも、と思う方は、こちらのサイトなどを参考にしてガムを噛む方法を取り入れてみてはいかがでしょうか?

寝ている時の口呼吸改善方法:口呼吸の改善グッズを使ってみる

起きている間の口呼吸は、意識して行動すればある程度は抑えることができますが、問題となるのは寝ている間の口呼吸ですよね。寝ている間の口呼吸が慢性化してしまうと、先に説明したように、睡眠時無呼吸症候群などの病気を発症させる原因になってしまいます。

そこで、寝ている間に起きてしまう口呼吸はいったいどのようにして対策したらよいのかということですが、最近ではこの口呼吸を改善させるための専用の商品も数多く販売されているので、そういったものを試してみるようしてはいかがでしょうか?

まず、口呼吸の改善グッズとして定番なのが、以下のような口が開かないように固定しておくテープです。非常に単純な商品ですが、これを使ってみて口呼吸の改善を感じていらっしゃる方は結構多いみたいですよ(^^)

または、口だけをふさぎ、鼻を出すことで鼻呼吸を促すマスクなども現在販売されています。以下の商品は「美呼吸マスク」と検索するとヒットする商品なのですが、値段も千円ちょっとでそれほど高いわけではないので、こういった商品を一つ持っておくといいかもしれませんね(^^)

また、現在では口が開かないようにするためのマウスピースのような商品も販売されています。以下の商品は三晴社という会社から販売されているブレストレーナーという商品なのですが、これは1つ2000円くらいで購入できて、2ヶ月くらいは持つそうです。決して高い商品というわけではありませんので、寝ている間の口呼吸が気になる方は一度お試しになってみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回の記事では、花粉症で鼻づまりの症状がひどいという方には是非気を付けていただきたい口呼吸が引き起こす問題について詳しくまとめますとともに、その口呼吸を改善する方法などについてご紹介しました。

花粉症って本当につらいですし、この時期に口で呼吸をしてしまうことは正直ある程度は仕方のないことかなと思います。私も花粉症なのでわかりますが、本当につらい日は全く鼻で呼吸できませんよね(*_*)

しかし、花粉がそれほど飛んでない時期に、もしぽかんと口をあけて口呼吸をしている自分に気が付いたら、それが様々な問題の原因になってしまう前に、是非今回ご紹介したような方法を試して口呼吸の改善に取り組んでみてください。

今回の記事は以上になります。最期まで読んでいただきありがとうございました(^^)

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