あなたの赤ちゃん大丈夫?赤ちゃんの空咳は喘息が原因かも!

赤ちゃんが咳をしていたら、親としてはとても心配ですよね。

赤ちゃんが咳をするのは珍しいことではありませんが、もしかしたらその赤ちゃんの咳は何かの病気のサインかもしれません。

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当たり前ですが、生まれたばかりの赤ちゃんは話すことが出来ないので、親がその咳などの異変にいち早く気付いてあげなければなりません。

では、赤ちゃんが咳をしている場合、その原因としてはどのようなものが考えられるのでしょうか?今回の記事では、赤ちゃんの咳の原因にはどのようなものがあるのか詳しくまとめていきたいと思います。

目次

咳の音に注意!ケンケンと泣いていたらすぐに病院へ連れて行こう!

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赤ちゃんが咳をしている場合、その咳がどのような咳であるかが重要です。実は、咳にもいくつか種類がありますのでそれらについて説明したいと思います。

ケホケホ、コホコホという咳

ケホケホ、コホコホという乾いた咳の症状は、空咳と呼ばれる症状で、赤ちゃんには比較的よくみられる症状です。

赤ちゃんは生後1歳くらいまでは反射的にこの空咳の症状が出やすいため、1日数回空咳が見られる程度ではそれほど心配する必要はないでしょう。

しかし、あまりにもこの空咳の症状が多くみられる場合は、風邪の初期症状として空咳が出ている場合や、喘息にかかっていることも考えられますので、頻繁に空咳の症状が出ている場合は一度病院へ連れていった方が良いと思われます。

ゲホゲホ、ゴホゴホという咳

ゲホゲホ、ゴホゴホといった、痰が絡んだ咳が出ている場合は、風邪などの症状にかかっている可能性が高いです。一度医師に診てもらうようにしましょう。

ケンケンという咳

ケンケン、と犬のような咳が出ている場合は、喉頭の周辺が炎症をおこし、呼吸がしづらくなっている危険な状態です。クループ症候群とも呼ばれます。気道が細い5歳くらいまでの子供に良くみられるそうなので、このような咳が出ている場合は早めに病院へ連れて行くようにしましょう。

赤ちゃんの咳の原因は?赤ちゃんの咳の原因まとめ

それでは、赤ちゃんが咳をしているとき何が原因で咳が出ているのか、考えられるものをまとめたいと思います

風邪

赤ちゃんがなんだか頻繁に咳をしているなあ、と感じる場合、最も多い原因として挙げられるのは風邪です。

最初は空咳の症状が現れることも多いですが、痰が絡むような咳が出てきてしまった場合は注意してください。

風邪によって喉頭付近の炎症がひどくなりますと、先ほども述べましたように、気道が狭くなって、ケンケンという咳が出る場合があります。この時点でとても呼吸がしづらい状態となっているので、こうなる前に気付いてあげるようにしましょう。

百日咳

赤ちゃんは、百日咳という病気が原因で咳が起こされている可能性も考えられます。

百日咳とは、百日咳菌と呼ばれる菌によって引き起こされる病気であり、短い咳が連続的に続くのが特徴です。この百日咳は大人でも発症しますが、1歳未満の赤ちゃんに多い病気といわれています。

この百日咳の症状は、肺炎や脳炎を併発させてしまう原因になることもあるため、注意が必要です。

咳の症状が特徴的ですので、もし赤ちゃんの咳が変だな、と感じたらすぐに病院へ連れて行くようにしましょう。

また、生後3カ月を過ぎれば予防接種を受けられるようなので、是非こういったものを受けて予防するようにしましょう。

気管支炎や肺炎

赤ちゃんの咳の原因として、気管支炎や肺炎も挙げられます。

気管支炎や肺炎を発症している場合、痰が絡む激しい咳や、熱の症状が特徴です。

風邪が重症化することによって肺炎などに発展してしまうことも多く、体力のない赤ちゃんは肺炎になると重症化してしまいやすいので、そうなる前に適切な処置ができるよう早めに気づいてあげられるように気を付けてください。

喘息

ケホケホという乾いた空咳の症状が出ている場合、これは喘息が原因で引き起こされている可能性が考えられます。乳児の喘息は、生後6か月くらいになると症状が現れ始める傾向にあるようです。

喘息の症状では、空咳の症状に加えて、呼吸時に聞こえるゼーゼー、ヒューヒューという音が特徴です。この音は喘鳴といわれ、喘息と診断するうえで重要な診断基準の1つです。

喘息はアレルギーによって気管支の収縮が起きてしまう方が多いのですが、そのアレルギーの原因として、最も身近で多いのはダニによるアレルギーです。

実は布団などの寝具にはダニが数十万から数百万匹もいるといわれており、よく寝ているときに空咳が出やすいという方は、このダニによるアレルギー反応が原因となって引き起こされている可能性があります。

そのため、赤ちゃんがこういったダニに対してアレルギーを起こさないようにするために、赤ちゃんが寝る布団は清潔にしておくのが良いでしょう。

実はこのダニ、生命力がとても強く、布団を洗濯したり、干したりするだけではなかなか死滅させることが出来ません。

ダニを退治するのに最も有効なのは、乾燥機などに入れて熱することです。コインランドリーなどにある乾燥機で30分も熱すればほとんどのダニは退治することが出来ます。ちなみに、ダニを退治するのに必要な温度は最低約50度ほどであり、当たり前ですが温度が高ければ高いほど効果は増します。コインランドリーにある乾燥機はたいてい50度以上にはなりますので、定期的にかけに行くことをお勧めいたします。

また、乾燥機にかけた後は、掃除機等でダニの死骸やフンなどを除去するようにしましょう。実はダニは生きているものだけではなくその死骸やフンもアレルギーの原因となります。乾燥機で死滅させ、掃除機で除去する、この2つを行えば布団のダニはほとんど取り除くことが出来るでしょう。

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赤ちゃんが病気にならないためにはどうしたら良いのか?

赤ちゃんはとてもか弱い存在であり、赤ちゃんが病気にならないようにするためには親がしっかりと赤ちゃんのために清潔な環境を整えてあげなければなりません。

赤ちゃんが風邪などの感染症にならないために、一番大切なことは部屋を加湿することです。喉の乾燥は免疫の力を弱め、ウイルスの感染を招きます。それは赤ちゃんだけでなく、私たち大人も同じです。

特に赤ちゃんは抵抗力が弱いので、赤ちゃんがいる部屋は決して乾燥させないように注意してください。

しかし、湿度の高い環境というのは、先ほど説明したダニが最も好む環境です。そのため、加湿器などで部屋を加湿するのに加えて、アレルギーの症状が出てしまわないように赤ちゃんの布団は定期的に乾燥機にかけ、清潔な状態にしておきましょう。

また、もし赤ちゃんが感染症にかかり、咳が出てしまうという場合は、上記に加えてこまめに水分をとらせてあげることも重要です。この時、冷たいものや柑橘系の飲み物は喉を刺激してしまうので、それ以外のものを、常温で飲ませてあげるようにしましょう。

まとめ

今回の記事では、赤ちゃんが咳をしている場合に、その原因として考えられるものをまとめました。

赤ちゃんの咳の原因には様々なものが考えられますが、大切なことは親がいち早くその症状に気付き、病院へ連れて行ってあげることです。軽い咳だからと油断せず、少しでも異変を感じたら、早い段階で適切な治療ができるように病院へ連れて行ってあげてください。

また、赤ちゃんが感染症などにかからないために、赤ちゃんがいる部屋を清潔にしてあげることも忘れないでください。赤ちゃんを育てる親の方は、色々なことに気を付けなければならないため、本当に大変だと思いますが、赤ちゃんが元気にすくすくと成長できるよう、頑張ってください(^^)

今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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