風邪をひいて長引く咳、つらい喉の痛みがあるとき、それらを和らげる一番の方法は、そういった症状の改善に効く薬を飲むことです。風邪という病気は最終的には免疫の力によって治す病気ですので、ただ薬を飲めば良いというわけではありませんが、咳のしすぎは肋骨にヒビを生じさせる原因になったりもするので、薬を飲んで風邪による諸症状を緩和することは非常に大切なことです。
現在は、市販の薬の中にも非常に優れた効能が期待されるものは数多く存在しています。もちろん1番良いのはまず医師に診てもらって、その症状に合った処置をしてもらうことですが、急に喉の痛みや咳の症状がひどくなったときのために、そういった市販薬の存在を知っておくことは大切です。
こちらの記事では、咳、痰、鼻水などの症状の改善に優れた効果が期待される市販の薬を6つご紹介しています。是非参考にしてみてください(^^)
→【※1番よく効く薬はどれ?】風邪で長引く咳や痰、鼻水に効く市販の薬おすすめランキング!6種の薬をご紹介します!
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しかし、もしこのような薬が手元になく、夜中に咳や喉の痛みがひどくなってしまった場合、そういった症状を和らげる方法として、ツボを押すという方法もあります。
ツボって本当に効果があるの?…と思われる方もいるかもしれませんが、こういったツボを刺激するマッサージやお灸が1つのビジネスとして成り立っているということはすでに皆さんご存知だと思います。また、何らかの症状を改善させるためにツボを刺激する、という治療法は、WHO(世界保健機関)も認めており、2006年にはツボの位置の基準がWHOによって定められました。このツボとは、神経がつながっている節目などのことを言います。
ツボは自分で刺激する分にはお金はかかりませんので、知っておいても損はしません。まずは試してみるということが大切ですね。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回の記事では風邪をひいてつらい咳や喉の痛みがあるとき、また、喘息を患い長引く咳がつらいとき、そういった症状の改善に効くとされるツボについて詳しくまとめていきたいと思います。
目次
咳のツボ、喘息のツボ1:尺沢(しゃくたく)

長引く咳、つらい咳に効く咳のツボ、1つ目は尺沢と呼ばれるツボです。
この尺沢というツボは、咳のツボ、喘息のツボとして知られている他、ひじの痛みを和らげるツボとしても広く知られており、その他にも腹痛や神経痛などにも改善効果があるとされている非常に重要なツボです。
この尺沢を刺激するコツとしては、まずひじを軽く折り曲げると、そのときできる線の上に、垂直に硬い筋があるのが分かるかと思います。そしてその筋に対して、自分の体の外側(右腕の尺沢を刺激する場合には、右手の手のひらを自分に向けた際にその親指側)に少しくぼんだ所があるのが分かると思いますが、そこが尺沢と呼ばれるツボになります。
実際に咳を止めたい場合には、このツボを左右両方の腕で刺激すると効果があるそうですよ(^^)是非試してみてください。
咳のツボ、喘息のツボ2:孔最(こうさい)

長引く咳、つらい咳に効く咳のツボ、2つ目にご紹介するのは孔最と呼ばれるツボです。
孔最は、風邪や喘息による長引く咳や喉の痛みの緩和にも効果を発揮するほか、血流の流れを改善させることによって、痔の改善にも効果を発揮するとされているツボです。また、先ほどの尺沢もそうでしたが、ひじの痛みを和らげるツボとしても知られています。
この孔最と呼ばれるツボは、先ほどご説明した尺沢のツボと非常に近い場所にあります。具体的には、例えば右腕にある孔最を刺激したい場合には、左手の人差し指を右手の尺沢にあてた際に、左手の小指が当たる部分が孔最であるとされています。
もし長引く咳がつらい時には、先ほどの尺沢と合わせて、この孔最も試してみてください。(^^)
咳のツボ、喘息のツボ3:天突(てんとつ)

長引く咳、つらい咳に効く咳のツボ、3つ目にご紹介するのは天突と呼ばれるツボです。
この天突と呼ばれるツボは、図をご覧になっていただくと分かりますように、左右の鎖骨の間のくぼみのことを言います。長引く咳や喉の痛みの緩和作用のあるツボとして知られています。
このツボは強く押すと喉がうっと痛くなってしまうのが分かると思います。ツボを刺激する際はそれほど強く刺激しなくても良いそうなので、優しく刺激するようにしましょう。
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咳のツボ、喘息のツボ4:雲門(うんもん)

長引く咳、つらい咳に効く咳のツボ、4つ目にご紹介するのは雲門と呼ばれるツボです。
雲門は鎖骨の外側の下部にあるツボのことを言います。具体的には、腕を上に挙げた時に、鎖骨外側の下にできるくぼみの部分のことです。
このツボは風邪や喘息によるつらい咳に効果を発揮するほか、肩こりに効くツボとしても知られています。普段から優しく刺激するようにしてあげると肩こりの症状がある方は症状が良くなるかもしれませんね(^^)
咳のツボ、喘息のツボ5:咳喘点(かくぜんてん)

長引く咳、つらい咳に効く咳のツボ、5つ目にご紹介するのは咳喘点と呼ばれるツボです。その名前からもわかると通り、この咳喘点は喘息に効果のある喘息のツボとして広く知られています。
咳喘点は、人差し指と中指の付け根の少し下の部分にあるツボのことを言います。非常にわかりやすい場所にあるツボですので、もし咳が辛い時には是非効果があるか試してみてください。(^^)
まとめ

今回の記事では、風邪や喘息によるつらい長引く咳を和らげる方法として、その改善に効くツボに関する情報をまとめました。
咳がつらい時には、1番はその症状を抑える薬を飲むことが大切ですが、もし咳が夜中にひどくなり、薬がないという場合には、今回ご紹介したツボを是非試してみてください。また、それに加えて暖かいお茶などを飲んで息を整えるようにしましょう。
しかし、もしその咳が喘息によるものであり、息苦しくなって身の危険を感じた場合には、迷わず救急車を呼ぶようにしましょう。喘息という病気の詳細や、発作の対処法に関する情報は以下の記事でまとめています。
→【※喘息大人の発作がでた時の対処法とは?】薬がない時の対処法もご紹介します…
また、喘息や風邪を引いた際に摂取した方が良い食べ物、飲み物に関する情報は以下の記事で詳しくまとめておりますので、こちらも是非あわせてご覧になってみてください。
→【風邪】や【喘息】で長引く咳に効く食べ物や飲み物をご紹介します!…
今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
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